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平成19年4月より、加藤寛前学長の跡を継いで学長に就任しました。本学は平成20年2月に創立80周年を迎えますが、これから様々な記念事業に取り組んでいくという大事な時期に学長に就任し、改めて身の引き締まる思いです。
本学は、不世出の社会学者と言われた遠藤隆吉先生が創設され、「実学」の伝統を育んできました。「実学」とは、平たく言えば「世のため、人のため、自分のために役立つ学問」です。学問を修めて、世に道筋をつける人材、本学では「治道家」と呼んでおりますが、そのような人材を育成するという本学の建学の精神に立ち返り、今後も引き続き有為な人材を世に送り出していく所存です。
地域社会に密着しつつ、人類社会に貢献できる教育研究を推進し、そのための人材育成を通じて社会貢献を果たしていくことが本学の役割であると自負しています。
80周年記念事業では、このような建学の精神に基づき、様々な計画を立てています。
丸の内に知の発信基地となる拠点を設ける、あるいは本学をサポートして下さる皆様方とのネットワークを強化するなど、これらの事業を通じて、本学にとって何よりも大切な学生に、充実した教育サービスを提供し、治道家として必要な能力を身につけてもらいたいと考えています。
本学は、学生、保護者の方々、産業界や地域の方々、同窓会、教職員などの本学を取り巻く皆様方のお力添えなくしては、今後の発展はありません。これまで本学を支えてきて下さったこれらの人的ネットワークは本学の財産でもあります。80周年記念を機に本学の持っているこの財産をより強力に密接に結びつけ、今後ますます発展し続ける千葉商科大学を築き上げていきたいと思います。
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