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株式会社ZOZOとの連携による「共創プロジェクト」を実施しました。本プロジェクトは、「ファッション×環境改善」をテーマに、学生が企業から提示された課題に対して企画を立案し、実際に地域の方々へ発信するまでを経験する実践型プログラムです。学生が主体となって企画を形にすることで、社会課題の解決や新たな価値創造に挑戦しました。
今回のプロジェクトでは、学部や学年を問わず参加希望学生を募集し、企画公募を経て2チームが採択されました。採択されたのは、衣類の補修やリメイクを通じてファッションロスについて考える「服のクリニック」チームと、廃棄野菜を活用した染色体験を通じて資源循環の大切さを伝える「野菜で染める、私だけの色。」チームです。各チーム8名の学生が参加し、教職員から助言を受けながら内容を磨き上げました。また、中間報告会や最終報告会では企業担当者へ企画を発表し、フィードバックを受けながらブラッシュアップを進めました。
学生のアイデアを地域へ届ける
活動の集大成として、9月27日(日)に市川駅直結の商業施設「シャポー市川」で、学生が企画したイベントを実施しました。
「服のクリニック」には約100名が来場しました。来場者はラックに並んだ古着の中から"患者"となる衣類を選び、学生が症状に応じて補修方法や着回しの提案を行う「診察体験」に参加しました。さらに、補修や着回しだけでは活用が難しい衣類については、"生まれ変わりのお手伝い"として古着を活用した缶バッジづくりのワークショップも実施。衣類を長く大切に使う工夫やアップサイクルの可能性について楽しく学べる場となりました。
また、「野菜で染める、私だけの色。」には25名が参加し、事前予約も多く集まるなど高い関心が寄せられました。参加者は、通常であれば廃棄されてしまう規格外野菜や野菜の皮の活用方法について理解を深めた後、たまねぎの皮から抽出した染料を使った染色体験に挑戦しました。素材や染色工程によって異なる色合いが生まれる様子を楽しみながら、身近な野菜に新たな価値を見いだすきっかけとなる企画となりました。
両企画とも、子どもから大人まで幅広い世代の方々が参加し、サステナビリティを身近なテーマとして考えるきっかけとなりました。来場者からは「服を捨てる前にできることを考えたい」「野菜でこんなきれいな色が出ることに驚いた」といった声も聞かれ、学生にとっても自らの企画が地域の方々に届いていることを実感する貴重な経験となりました。
実践を通じて得た学びと気づき
イベント終了後には、振り返り会を実施。学生たちは自ら集計した来場者アンケートを基に、企画の成果や課題について意見を交わしました。「実行力が成長した」と感じた学生も多く、企画立案から運営までを経験したことによる学びの大きさがうかがえました。

また、振り返り会には株式会社ZOZOの担当者も参加し、学生へフィードバックが送られました。「来場者にとっては、初めて接客する学生か経験を重ねた学生かは関係なく、一人の運営者として見られる。堂々と来場者の前に立ち、企画を運営する姿が印象的だった」との言葉がありました。さらに、プロジェクトを進める中でメンバーの考え方や熱量の違いに直面したことについても、「社会に出ても、全員が同じ方向を向いて活動することは簡単ではない。それを含めて貴重な経験である」との助言があり、学生たちは企画運営だけでなく、チームで協働する難しさと大切さについても学びました。
本プロジェクトを通じて学生たちは、アイデアを考えるだけでなく、それを実際に形にし、社会へ発信することの難しさと面白さを体感しました。企業や地域とつながりながら挑戦した経験は、今後の学びやキャリア形成にもつながる貴重な財産となっています。
