千葉商科大学 創立80周年記念　地球がキャンパス

　今回の企画の目玉であります記念講演として、最初に加藤寛名誉学長が登壇し、『日本の将来について』と題する講演がありました。ご臨席の方々は、日本のご意見番である加藤先生の鋭い現状分析に頷き、またウィットに富んだエピソードに笑みを浮かべながら、「カトカン節」の世界を堪能されていました。

　　　

 

　　

　続いて、島田晴雄学長による『千葉商科大学総合改革の推進』と題する講演がありました。島田学長は、創立80周年の歴史の重みの中で、現在本学が取り組んでいる様々な改革について紹介されました。現在構想中のサービス創造学部は、入学時から公式サポーター企業との密接な連携等による新しい学びや、授業開始時間が10時40分という話には、会場のあちこちからどよめきが起こり、まさに、加藤先生が築かれた斬新な教育システムをベースに、ここ市川から新しい日本の大学教育の流れを作ろうという島田学長の意気込みが伝わってきました。

　　

 

　この後、平成9年12月より市川市長として行財政改革に取り組み、日本経済新聞全国自治体情報化進捗度ランキングで平成16年8月から4年連続で総合全国1位という輝かしい実績を上げておられるほか、本学の教育研究に多大な貢献をされている千葉光行市川市長に対し、名誉博士号（政策研究）の学位授与式を行いました。博士のガウンを身につけた島田学長と千葉市川市長が登壇すると、会場から大きな祝福の拍手が湧き起こりました。島田学長から名誉学位記授与と戴冠を行い、千葉市長の功績について紹介があった後、千葉市長からお礼のお言葉がありました。