DINING SERVICE DESIGN LAB千葉商科大学直営の学生食堂「The University DINING」を活用した
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ワークショップ

kurkku農場

The University DININGでは、CUC生を対象に「食の安全と健康な生活」「農を中心とした循環型社会」をテーマにした全3回の食育ワークショップ「サステナブルファーム体験ツアー in KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」を開催しています。

KURKKU FIELDSは、持続可能な未来に向けた暮らしをテーマに、「農業」「食」「エネルギー」「自然」など、これからの社会で求められる暮らしを実践・提案するサステナブルファーム&パークです。
このワークショップでは、KURKKU FIELDSの農場で千葉県の在来大豆を栽培することから、食の安全性や循環型社会について学びます。

第3回目はいよいよ最終回! 育ててきた枝豆「在来大豆」の収穫を行いました。

枝豆

第2回目にお花が咲いていた箇所に枝豆がきちんと育っていました。KURKKU FIELDSの方曰く、今年は大きな天災もなかったので美味しい枝豆がたくさんできたそうです。
今回のミッションは、枝豆を引っこ抜いて手作業で鞘部分を取り外すこと。オーガニックファームで強く育った枝豆を引き抜くのも、たくさんできた枝豆の鞘部分を取り外していくのも、かなりの労力です……

収穫
収穫
袋詰め

収穫した枝豆は持ち帰り。自分で収穫した枝豆を選別して袋詰めし、ひとり2袋も持ち帰れることになりました。その重量は約1.5kg……。一人暮らしをしている学生は「友達を呼んで食べてもらう」と言っていました。
また、その場で茹で枝豆・焼き枝豆を試食。採れたてで新鮮且つ有機栽培なので、枝豆の味がとても濃ゆい! 塩で味付けをしなくても十分美味しかったです。

調理
試食
グループワーク

ワークショップ最後のプログラムは、グループワーク。「サステナブルな社会の実現のための農業」をテーマに、生産者と消費者それぞれの現状・課題・目標・実施内容についてディスカッションを実施します。
フードロス問題、農業に対する資金調達や人手不足等、学生なりに課題を挙げ、それに対する課題解決アイディアを出していました。

グループワーク
発表

集合写真

学生コメント

  • 今回のツアーに参加し、クルックフィールズでの体験を通して、サステナブルとは何なのかについて深く考えるきっかけになりました。自然を自分の目や耳や鼻で直接感じられたり、農作業の体験ができたりしたことはとても貴重な経験になりました。
    最後のグループワークで出たたくさんの意見も参考にしながら、これからの自分の生活も見直していかなければと思いました。どうしても安さに目がいきがちになってしまう買い物ですが、私たちの身体をつくるものなので質にも目を向けて野菜などを購入したいと思いました。フードロスはなかなか自分だけでは解決できない問題ですが、手前取りを意識したり、食べ切れる量の買い物・調理を心がけたり、個人での取り組みもしていきたいと思いました。
  • 今回のツアーを通して食の大切さを改めて感じることが出来たし、作る側と食べる側の両方の目線から現状と課題、実施内容などを考えることが出来て、小さい事だとしても少しずつ環境の為にできることをやっていこうと思いました。

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