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2025年3月、学生団体SONE(Student Organization for Natural Energy)が第3回断熱ワークショップを実施しました。このワークショップの目的は2つあります。1つ目は、学生たちが主体的に企画・実行し、コミュニケーション力や企画力を高めること。2つ目は部屋の断熱をすることで空調設備によるエネルギー消費を抑制できることを広く周知し、本学の積極的なサステナビリティ活動への認知を拡大することです。

ワークショップは2日間にわたり、千葉商科大学2号館2階の学生談話室で開催されました。株式会社畔蒜工務店とCUCエネルギー株式会社の協力を得て、技術サポートと資金サポートを受けながら進行しました。参加者は学生団体SONEのメンバー10名、学外者3名、見学者1名でした。

初日は3つのグループに分かれて作業を行いました。午前中は「窓枠の組立」「壁の断熱施工」の作業を行い、午後は「窓枠の組立」「壁板張り」の作業を進めました。2日目も同じ時間帯で作業が行われ、午前中は「ポリカーボネート扉の組立」「壁板張りの続き」の作業を行い、作業完了後には振り返りと撤収作業を行いました。

今回の施工作業にあたり、畔蒜工務店の協力を得て基礎工事を事前に行っていただきました。学生たちはイベントのタスク管理や外部参加者との連絡調整を経験し、折衝力を身につけることができました。また、当日のみ参加した学生たちは、他の学生や施工会社の指導者と協働作業を通じて、安全の確保や丁寧な品質維持など、仕事の進め方やプロフェッショナルとしての考え方を学びました。

この活動の目的の1つは、本学の積極的なサステナビリティ活動を広く認知してもらうことです。視察として来訪された「ゼロエミッションを実現する会」の関係者に対して、本学の自然エネルギー100%の取り組みについて解説し、学生による断熱化改修についても報告しました。

学生たちの主体的な取り組みと協力企業のサポートにより、成功裏に終了しました。

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