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2023年1月、本学は国内で5番目のフェアトレード大学の認定を受けるべく、一般社団法人日本フェアトレードフォーラムに認定申請し、認定審査を経て同年4月に認定を受けました。フェアトレード大学認定校として、フェアトレードを世に広めるため、フェアトレードタウンの認定取得に向けた活動をする千葉市や館山市と共同で活動を行っています。

その中でも千葉市は2026年に正式にフェアトレードタウンの認定を受けることを目指し、2024年に千葉市フェアトレードタウン推進協議会を設立しました。本学は当協議会メンバーとして参加活動依頼を受け、CUCエシカル学生クラブが主導して活動を開始しました。

千葉市での活動

千葉市役所で千葉市国際推進課の方々から千葉市のフェアトレードタウン認定に向けての行動計画などを聞き、意見交換を行いました。また、NPO法人はぁもにいの直営店を訪問し、市民団体としての活動内容などを聞きました。

館山市での活動

フェアトレード商品も扱う田中惣一商店を訪問し、店主の方からお話を聞きました。また、館山市役所で市長、副市長と面談し、館山市をフェアトレードタウンにするための活動について話し合いました。さらに、館山市内でビーチクリーン活動やオーガニックコットンを使ったワークショップに参加しました。

逗子市での活動

既にフェアトレードタウンの認定を受けている神奈川県の逗子市において、逗子市民交流センター2階会議室で開催されたフェアトレード勉強会に参加しました。逗子市市民協働課と市民団体「逗子フェアトレードタウンの会」が主催し、NPO法人シャプラニール(市民による海外協力の会)の方がゲストスピーカーとして参加しました。学生たちは、逗子市がフェアトレード認定を受ける経緯や大学や学生に期待することなどの話を聞き、意見交換を行いました。

これらの活動を通じて、学生たちは官民学連携の現場での実情を直接体感し、地域の課題をともに考えながら解決する経験を積むことで、フェアトレードタウン認定のプロセスを学び、社会貢献活動の重要性を実感しながら行動していきます。千葉市、館山市、逗子市に限らず、本学はフェアトレード大学認定校としてフェアトレードを世に広めるため、今後も継続して活動を行っていきます。

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