学長プロジェクト千葉商科大学「学長プロジェクト」の
取り組みを紹介する情報発信サイト

安全安心な都市・地域

丸の内サテライト

7月29日(金)開催のCUC公開講座2022第3回は、「楽しい防災教育(その1)防災ノルディック・ウォークの推進について」をテーマに実施します。
東日本大震災以降、政府の防災に関する方針は、「自分の命はできるだけ自分で守る」ことが基本となり、避難勧告等がなされた場合や罹災時に、自分の力で避難できる能力や、実際に災害が発生した場合に救助がなさ れるまでの期間、生き残る力をつけることは大変重要になっています。

学長プロジェクト3では、SDGs11「いつまでも住み続けれられるまちづくり」を活動の主要テーマに掲げ、国府台地区の小学校から大学までの9つの教育機関と国府台病院、市川市・江戸川区で編成された国府台コンソーシアムの一員として、市川市の防災能力向上への貢献を目指しています。
その活動の一環として、教育機関である本学の防災対応の在り方として、SDGsの目的である「誰も取り残さない」といった観点から、自分自身の身を守るための能力を楽しみながらつけていく「楽しい防災教育」を行うことに力を入れています。
特に、昨今の異常気象による風水害の激甚化は目を見張るものがあり、地域の方々が、風水害に対して自分で身を守る方法を身につけていただく必要性は増してきています。

ノルディック・ウォークは、冬季オリンピックの選手たちが夏場の訓練として始めたスポーツですが、国内で整形外科の専門家が健康増進にも活用したことから、あらゆる年齢層の方が参加できるスポーツとなっており、市川スポーツセンター国府台でも、既に週1回、活動がプログラム化されています。
また雨が降った場合などでも、ストックで足元を確認しながら、両手のストックで全身を支えながら歩行避難できることなどから、南海トラフ地震等の発生に備えた避難手段としても着目されています。

今回、市川スポーツセンター国府台、市川市高齢者クラブ連合会と連携した、活動の意義や体験報告などとともに、実際にノルディック・ウォーク体験していただける 2日連続の新しい防災活動プログラムに参加する機会にしていただきたいと思います(公開講座のみの参加でも可能です)。

ぜひ、ご参加ください。

【日時】7月29日(金) 15:30~17:30
【実施方法】対面及びオンライン形式
【申込締切】7月28日(木) 15:00

詳細・申込み

講師紹介

田村 秀人 氏(千葉県ノルディック・ウォーク連盟 理事長)
日中 健機智 氏(市川市高齢者クラブ連合会 副会長)
吉竹 弘行(千葉商科大学人間社会学部 教授/学長プロジェクト3 リーダー)
小西俊太郎(千葉商科大学人間社会学部3年)

関連記事