2023年第1回のCUC公開講座は、5月26日(金)開催の「2015年市川市産業連関表の作成とその分析」をテーマに実施します。
産業連関表は国や自治体などを単位として、財・サービスの取引額を一つの表にまとめた経済統計です。
産業連関表からは、域内の産業構造、GDP、需要構造などを読み取ることができます。また、産業連関分析の手法を用いることで、イベントや公共事業等による経済効果(波及効果)を計算することができます。
日本では、国を単位とした産業連関表に加えて、都道府県、政令指定都市などで産業連関表が作成されており、地域を単位とした産業連関表は自治体にとって分析ツールの一つにもなっています。
一方、その作成には数年単位の時間と相当の作業量を必要とするため、一部の自治体でしか作成されていないのが現状です。
今回、2015年を対象とした市川市の産業連関表を作成したので、作成方法の概要、地方自治体を単位とした産業連関表を作成するにあたっての課題、作成した市川市表から分かる市川市経済の特徴、波及効果分析の結果等について紹介します。
ぜひ、ご参加ください。
【日時】5月26日(金) 15:30~17:10
【実施方法】対面およびオンライン形式
【申込締切】5月25日(木) 15:00
講師紹介
原科 幸彦(千葉商科大学学長)
田原 慎二(千葉商科大学 商経学部 准教授)