第9回のCUC公開講座は、「簿記の概念拡張による新たな会計情報処理の実現をめざして」をテーマに実施します。
学長プロジェクト1での成果として、実物簿記とその代数的記述に基づき、生産会計の概念を中心とした『会計システム理論』を上梓しました。
その成果を企業会計の実務家のみならず、簿記を用いた情報処理を行う技術者も含めた会計関係者に広く理解してもらうことを目的としています。
現状では、既存の簿記の借方貸方の左右の位置に基づいたテーブル上での操作体系と、代数的実物簿記の数式としての計算体系の間には、計算操作や概念状の多少のギャップがあり、既存の会計関係者にとって代数的実物簿記は敷居の高いものとなっています。
本講座では、この代数的実物簿記と、既存の簿記の利活用の間にあるギャップを埋め、代数的実物簿記が表現上も計算上も簡単かつ合理的な体系であることを理解してもらうことを目的として開催します。
ぜひ、ご参加ください。
【日時】2025年1月31日(金) 15:30~17:10
【実施方法】対面およびオンライン形式
【申込締切】1月30日(木) 15:00
講師紹介
原科幸彦(千葉商科大学学長)
寺野隆雄(千葉商科大学副学長/基盤教育機構教授)
出口弘(千葉商科大学 商経学部教授)