千葉商科大学付属高校での金融リテラシー教育

高等学校の学習指導要領改訂により、2022年度からすべての高校で「金融リテラシー教育」が必修化されました。金融リテラシー教育とは社会で自立して生きるため、持続可能な社会を創るため「金融や経済に関する知識や判断力」を、身につけることが目的です。

本学園では、学園全体の教育理念である「千葉学園教育ビジョン」の下、7年間の高大一貫、さらに9年間の高・大・院一貫教育体制を構築してきましたが、新たな金融リテラシー教育も、このスキームに沿って展開していきます。そのため、本学園では2022年7月7日、特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)と包括連携協定を締結しました。

今回連携協定を結んだ日本FP協会は、ファイナンシャル・プランニングの啓発、金融経済教育、ファイナンシャル・プランナーの養成などを通じ、1987年の創立以来、日本における金融リテラシー普及を牽引してきた権威ある団体です。協定締結に伴い、本学園の金融リテラシー教育に対して、以下のような協力が実現します。

  1. 千葉商科大学および付属高校の授業・講義における協力・アドバイス
  2. 千葉商科大学および付属高校の授業・講義への、協会インストラクター派遣
  3. 学生版金融リテラシー教材の共同開発および発刊
  4. 金融リテラシーを担当する教員への研修
  5. 高校・大学教職員向け職能開発

本学園では「金融リテラシー×SDGs」として、社会軸であるSDGsを学んだうえで、個人軸である金融リテラシーを学びます。
「金融リテラシー×SDGs」は、高い倫理観を持つ実業人・経営者を養成してきた千葉商科大学を核とする、千葉学園の教育の大きな特色です。本学園の生徒・学生一人ひとりが持続可能な社会構築に貢献し、それが個々の真に豊かな人生設計に帰結する。こうした金融リテラシー教育をめざしています。

千葉商科大学付属高等学校「金融リテラシー×SDGs」