2023年5月、1号館屋上に新設したオーガニックファーム「UD FARM」。
木更津市にあるサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」に監修いただきながら有機農業で農作物を栽培・収穫し、The University DININGでメニュー展開、The University DININGで排出される野菜くず等を使ってたい肥を作り、UD FARMへ還元する循環社会の形成をめざしています。
今回は農作物の成長具合とつるかえしの様子をお届けします。
プランター栽培が急成長
ヘチマはぐんぐんツルを伸ばし、ホーリーバジルと和綿は花が咲き、ひそかに育てていたミニトマトは実を付けました。急な豪雨のおかげなのか、お盆明けからの成長具合が凄まじいです。
今のところさつまいもも順調に成長中。ミニいもができていました。
若干ツルが根を伸ばし始めていたのでつるかえしをして、根本に栄養が集中するようにしました。
一方、屋上は……
屋上のツルも成長して、花壇や柵から飛び出し始めていました。昨年の育ち具合とは大違いです。
しかしツルに栄養が行き過ぎるとさつまいもが十分に育たなくなってしまうので、ツルのカット作業と、プランター同様につるかえしをすることにしました。
ちょうど台風が近づいてきているタイミングだったので、台風が過ぎた後に実施します。
9月4日 つるかえし
台風が過ぎ去った後に屋上へ来てみたら葉っぱが穴だらけでした。前回屋上に行ってから1週間も経っていないのに葉脈しか残っていない葉っぱも多く、一体何が起きたんだ……と呆然。
葉っぱの裏を見ると、ナカジロシタバの幼虫が大量発生…。犯人はこの子たちでした。
ナカジロシタバの幼虫に怯えながら、花壇の外に伸びてしまったツルをカットします。
ある程度カットが終わり、ツルを扱いやすくなったところでつるかえし。少し放置しすぎてしまったのか、根本ではないところに小さなさつまいもができ始めていました。
作業終了後は……
作業が終わった後は、The University DININGで小休憩。
プランターで栽培しているホーリーバジルを使った「ホーリーバジルウォーター」をThe University DININGの店長に仕込んでもらったので、参加者全員で試飲しました。
香りが爽やかでさっぱりとした味わいのホーリーバジルウォーターは、暑い日の農作業後にぴったりでした。
※KURKKU FIELDSは、持続可能な未来に向けた暮らしをテーマに、「農業」「食」「エネルギー」「自然」など、これからの社会で求められる暮らしを実践・提案するサステナブルファーム&パークです。