DINING SERVICE DESIGN LAB千葉商科大学直営の学生食堂「The University DINING」を活用した
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ワークショップ

The University DININGでは、CUC生を対象に「食の安全と健康な生活」「農を中心とした循環型社会」をテーマにした全3回の食育ワークショップ「サステナブルファーム体験ツアー in KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」を2022年度より開催しています。今年度は3年目のツアー実施となります。
KURKKU FIELDSのオーガニックファームで千葉県の在来大豆「小糸在来」を栽培し、食の安全性や循環型社会についての体験型の学びを3回のプログラムで行っていきます。9月12日に2回目を実施をしました。

畑のお手入れ
畑のお手入れ
畑のお手入れ
畑のお手入れ
畑の様子
たい肥枠

前回に続き朝から暑い一日でしたが、小糸在来(枝豆)の生育状況の確認や雑草抜き等のお手入れや、命を頂く体験としてBBQを実施しました。
到着後、さっそく畑に向かい生育状況を確認。前回蒔いた種がしっかり成長しており、少しずつ花も咲き始めています。
複数回参加している学生たちから、「今年はそんなに雑草が生えていないかも!」との声もありましたが、しっかり根が張った雑草が周辺に生い茂っています。一人では抜けず二人でやっと抜いている姿や、びっくりするぐらい大きく成長した雑草をすごい勢いで抜いている姿もあり、どんどん雑草の山が出来ていきます。全員で協力しすっかり畑も綺麗になりました。
こうして抜いた大量の雑草を協力しながらたい肥枠に運びます。そこで雑草は微生物等の力を借りて少しずつたい肥となっていきます。出来上がったたい肥は、また新たな野菜を育てるために使われ土の循環が生まれていきます。

収穫
収穫

その後は、昼食用の野菜の収穫作業をチームに分かれて行います。形は不揃いなものもありましたが、どれもとても美味しそうでつい収穫したくなりますが、食品ロスにならないように食べられる量をチーム内で相談しながら収穫していきます。
収穫した野菜を洗い、さまざまな形に切り焼いていきます。その際に出た野菜の切れ端も、もちろんたい肥にするためにまとめておきます。
そして、BBQのメインは猪肉。近隣で獣害として捕獲された猪です。命を頂くその大切さを食を通し学んでいきます。

緑ナス
オクラ
パプリカ
イノシシ肉
昼食風景
昼食風景
講義
集合写真

しっかり食べた後は、農業についてさまざまな角度からディスカッションを行いました。普段の生活では難しい実際の体験で得た学びや気づきの多い一日となりました。
次回は11月となります。いよいよ小糸在来(枝豆)の収穫です。実りの秋になりますように。

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