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3月6日に国土交通省北海道開発局が主催する「道の駅×大学連携事例発表会」が開催されました。今年は全国13の道の駅と大学が登壇し、本学からは「道の駅いちかわ」との連携について、人間社会学部勅使河原隆行教授とゼミナール生が発表を行いました。
本連携は、本学付属高校の商業科ビジネスコースとの高大連携も含め、"高校3年+大学4年=7年間の学び"として取り組んでいる点が大きな特徴です。商品開発、常設販売、広報、イベント企画まで、学生が地域の方々と協働しながら実践する「実学教育」のフィールドになっています。
今年度は、地元農家や福祉施設の農作物を活用した加工品(ドレッシング、ジャム、菓子など)を開発し、道の駅内に常設販売ブースを設置。さらに年間8回の対面販売イベントを実施し、商品の魅力を直接訪れた方々に伝えました。また、学生が開発した「黒アヒージョパスタ」の販売や、移動販売車を使った実証実験など、新たなチャレンジも展開しました。
実学教育でつくる、国際園芸博に向けた地域の未来
今年度は、横浜市で開催される2027年国際園芸博覧会に向けた、体験を通じた取り組みも開始しました。道の駅いちかわを拠点に、学生が講師となるフラワーアレンジメント体験、地元農家との野菜収穫体験、収穫野菜の調理体験など、多世代が参加できる体験型のプログラムを展開しました。
これらの活動は、地域資源を生かしながら「自然共生」や「フードロス削減」など社会的テーマについて考える機会をつくり、参加する学生も熱意をもって活動に取り組んでいます。
今回の発表会では、こうした一年間の取り組みを通して得た成果に加え、学生主体の活動継続性や販売現場の標準化など、今後の課題にも触れました。
発表後の休憩時間や懇親会では、主催である国土交通省の方々をはじめ多くの方から声をかけていただき、注目度の高さを実感することができました。
道の駅という地域の拠点を活用し、学生が地域の方々と関わりながら実社会での実践を積み重ねることで、地域と学生がともに成長していく「地域共創型の学び」が広がっています。これからも、道の駅いちかわを拠点とした実学教育と地域連携を進め、社会に貢献する人材育成に取り組んでいきます。
