11月29日(金)開催のCUC公開講座2024第7回は、「企業とサステナビリティ 国内外からの情報開示要求とその対応」をテーマに実施します。
サステナビリティ情報の開示が自主的取り組み(ソフトロー)ではなくなりつつあります。
EUでは2014年にサステナビリティ情報の開示に向けNFRD(非財務情報開示指令)が公表され、また2023年1月にはCSRD(企業サステナビリティ報告指令)が発効し、EU加盟国はCSRDに定められた目標を達成するための国内法制化(ハードロー)の措置を取る必要があります。EUに現地法人等の子会社が存在する企業はサステナビリティ情報の開示義務が生じています。一方、会計基準の国際化に成功したIFRS財団は、2021年に会計基準を扱うIASB(国際会計基準審議会)に加え、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)を設置し、世界各国から専門家を集め、報告基準設定機関の集約化と開示情報基準の整理をしています。
本講座の目的は、こうした動向の背景や経緯、企業にサステナビリティ情報開示を求める基準のポイント、今後企業において必要となる対応を理解することにあります。
ぜひ、ご参加ください。
【日 時】11月29日(金) 15:30~17:10
【実施方法】対面及びオンライン形式
【申込締切】11月28日(木) 15:00まで
登壇者紹介
原科幸彦(千葉商科大学学長)
森洋一 氏(日本公認会計士協会テクニカルディレクター・サステナビリティ基準委員会委員・公認会計士)
藤沼亜起 氏(学校法人千葉学園監事・日本公認会計士協会相談役(元会長)・元国際会計士連盟会長・塩野義製薬株式会社監査役・一般社団法人日本公認不正検査士協会評議員)
橋本隆子(千葉商科大学商経学部教授・学長プロジェクト2リーダー)
齊藤紀子(千葉商科大学人間社会学部准教授・学長プロジェクト2サブリーダー)