DINING SERVICE DESIGN LAB千葉商科大学直営の学生食堂「The University DINING」を活用した
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ワークショップ

2023年5月、1号館屋上に新設したオーガニックファーム「UD FARM」。
木更津市にあるサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」に監修いただきながら有機農業で農作物を栽培・収穫し、The University DININGでメニュー展開、The University DININGで排出される野菜くず等を使ってたい肥を作り、UD FARMへ還元する循環社会の形成をめざしています。

今回は2024年12月に開催したワークショップの様子をお届けします。

大量のツルをクリスマスリースへ!

以前収穫したさつまいものツルを見た学生が「クリスマスリースを作れそう!」と声をあげたことをきっかけに、今回リース作りのワークショップを開催しました。

当日は午前中に集合して、先日収穫したさつまいものツルの中からリースに使えそうなツルを選んでいきます。そのあとリースを作りやすくするために、葉っぱを取って水に浸し、ツルを柔らかくしておきます。

ツル
ツルの選定作業
ツルの浸し作業
ツルの乾かし作業

午後からはワークショップを開催!
参加した学生たちはツルを上手く絡み合わせ、大小さまざまな大きさのリースを成形します。中には2つのリースをつないで雪だるま型のリースを作る学生も。
リボンや麻ひもを織り交ぜたり、落ち葉や松ぼっくりを付けたりと、さまざまな装飾を施すことでオリジナリティ溢れるリースが出来上がっていきました。プランターで栽培して収穫した和綿も、今回リースの装飾品として使用しました。

リース作り
リース作り
リース作り
リース作り
豊作!新たな農地での試食会

リース制作に熱中していたこともあり、小腹がすいてきました……
以前拡張したテニスコート横の農地にあるラデッシュたちがちょうど食べごろなので、収穫兼試食会を行いました。

芽が出て葉が順調に広がり、成長した結果……
小振りながらも実をつけたカブやまるまると太ったラデッシュ、しっかり葉をつけたほうれん草を収穫することできました。
採れたての野菜はその場で水洗いしてそのまま味わったり、ドレッシングやマヨネーズをつけていただいたりしました。

さらに以前収穫したさつまいもを焼き芋にして、この試食会で一緒に食べてみました。
寒空の下で食べるさつまいもはいつも以上に甘みを感じ、とても美味しかったです。

ラディッシュ
収穫
試食
試食
試食
ラディッシュ

収穫兼試食会が終わったあとは、リース作りを再開。外が暗くなるまで楽しくリース作りを続け、今回のワークショップは終了しました。

リース作り
リース

集合写真

実は今回のワークショップは、企画立てから準備、当日運営までUD FARMに参加している学生が担当しました。
※本記事の文章も学生が書きました。

ワークショップをやると決めてから実施まで約2週間と短い期間で何度も企画を練り直し、参加募集の広報や準備をして、当日を迎えました。
学生が楽しそうに参加していて、様子を見に来た教員も「すごくよかった」というくらい大成功の企画になりました。

今回のワークショップの企画運営を行った学生の皆さん、お疲れさまでした!

※KURKKU FIELDSは、持続可能な未来に向けた暮らしをテーマに、「農業」「食」「エネルギー」「自然」など、これからの社会で求められる暮らしを実践・提案するサステナブルファーム&パークです。

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