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コラム

こんにちは。
千葉商科大学、SONE(ソーネ)の田野尻です。
SONEは、学内外でさまざまな省エネ活動や環境意識を高めるための啓発活動、SDGsを推進する活動を行う千葉商科大学の学生団体です。
今回は、私たちが家庭で役立つ省エネ&節約術をご紹介します。

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今回は冷蔵庫と照明器具の省エネ行動を紹介します。簡単にできることなので皆さんもぜひ実践してみてください。

冷蔵庫の省エネ&節約

家電製品の中で一番電気を消費するものは冷蔵庫です。冷蔵庫はどの家庭にもあり、皆さんも毎日利用するものだと思います。
だからこそ省エネを行ってもらいたく、今回は5つの省エネ方法を紹介します。

  1. 冷蔵庫に食品を詰めすぎないようにする。理想は7割以下です。冷蔵庫にいっぱい物を詰め込んだ場合と半分にした場合の比較では、年間で43.84kWhの省エネになります。
  2. 冷蔵庫と壁との間隔をあける。5~10cmほど離して設置すると冷蔵効率が上がります。冷蔵庫の上と両側が壁に接している場合と片側だけが壁に接している場合の比較では、年間で45.08kWhの省エネになります。
  3. 季節によって温度調節をする。冬は中~弱にすることで消費電力を抑えることができます。周囲温度22℃、設定温度を「強」から「中」にした場合の比較では、年間で61.72kWhの省エネになります。
  4. ドアの開閉を少なく、素早くする。冷蔵庫は12分毎に25回、冷凍庫は40分毎に8回開閉をした場合と、その倍の回数の比較では、年間10.40kWhの省エネになります。
  5. 熱いものは冷ましてから入れる。温かいものをそのまま冷蔵庫へ入れてしまうと、庫内の温度が上がって庫内を冷やすために電力を消費してしまいます。できるだけ温度を下げてから入れるようにしましょう。

以上の5つの省エネ方法を行うことで年間152.04kWh(1)の省エネ効果があります。同時に、約4,100円(2)の節約になります。

(1)冷蔵庫の使用状況を下記とした場合
  1カ月の平均使用電力量260kwh、年間の使用電力量3,120kWh
(2)1kWhあたり27円で計算した場合

照明器具の省エネ&節約

照明器具は、日頃生活をする上で欠かせません。最も簡単な節電方法は間違いなく電気を消すことです。しかし、明かりがゼロでは何もできません。そこで、電気をつけながら節電できる方法を紹介します。

  1. 私の家では、日立LED照明器具を使っていますが、その取扱説明書に「節電モード」という興味深い部分がありました。リモコンの節電ボタンを1回押すことで、全灯時と比べて約6Wの節電(1年間で約432円の節約)、さらにもう1回ボタンを押すことで約12Wの節電(1年間で約864円の節約)になるとあります。節電ボタンを押した際に明るさの変化には気づくものの、繰り返し使っていると何段階目か分からなくなるほど、明るさの変化は小さいです。
  2. その他の節電方法として、照明器具自体を買うときに、部屋の広さに合った照明器具を選ぶことが挙げられます。例えば、8畳までの照明器具を選ぶことで50Wの消費電力で済むのに対して、14畳まで使える照明器具では71Wの消費電力がかかります。仮に過度な消費電力の照明器具を選んでいた場合、その分が電気の無駄遣いになってしまいます。部屋の広さに合った照明器具を選ぶことで、節電できる可能性があるのです。

このように節電モードがある照明器具を、部屋の広さに合わせて買い換えるのはいかがでしょうか。また、家族で同じ部屋で過ごすことで電気の無駄遣いをさらに減らすことができると思います。

家にいる時間が長い今だからこそ、もう一度家でできる節電について家族とともに向き合うのはいかがですか。

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参考

  • 北海道ガス株式会社 冷蔵庫を節電するコツ! 買い替えずに省エネする方法
    https://tagtag.hokkaido-gas.co.jp/portal/ecolife/appliance/1613
  • 日立LED照明器具(LEC-AH800A)取扱説明書

この記事に関するSDGs(持続可能な開発目標)

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