2024年1月24日
擬人化性を活用した感覚マーケティングが消費者の判断および行動に及ぼす影響 中間報告
マーケティングおよび消費者行動の研究分野において、擬人化性を扱う先行研究の成果をまとめ上げた。その結果、USおよびヨーロッパの消費者を対象とした研究が比較的多いことがわかった。また、擬人化性を持たせることによって、商品そのものへの態度を改善するだけでなく、商品の情報探索にかける時間を増やしたり対象ブランドと同質化する行動を取ろうとしたりするなど、商品評価以外の意思決定にも影響を及ぼすことが示唆されていることが明らかになった。今後の研究では、特にインパクトが大きい論文の選定を行い、関連する実証実験を行う。