研究プロジェクト

研究代表者 NGUYEN Thuy(人間社会学部 准教授)
共同研究者 高橋 塁(東海大学政治経済学部 教授)

プロジェクト趣旨

現在、ベトナム人口の6割は農村にあり、農村貧困・所得格差が問題となっています。所得向上には非農業部門の発展が重要であり、そうした観点から本研究ではベトナムの工芸村に着目します。工芸村はベトナム北部農村に集中し、特定産品の生産に村単位で特化してきた村です。しかし近年は工芸村そのものが観光化する現象が起きています。本研究ではこれまで研究が手薄な南部メコンデルタにも焦点をあて、観光化を進める工芸村の発展要因と可能性を探っていきます。