研究プロジェクト

1.省エネルギー・創エネルギーの定期的な検討

本学では省エネルギー施策や再生可能エネルギー利用の検討を行っており、以下のような施策についての議論に参加し、検討に加わっている。
 •空調における省エネルギー策として、空調の運用精度を向上させることを目的とする
   温度計の校正、圧送ファンの省エネを目的とするフィルターの変更を検討中である。
 •高調波による電力ロス低減装置の効果をテストし、その有効性を確認した。

 •屋上に設置してある減価償却期間終了の太陽光パネルを更新することを検討中である。

2.2024年度の二酸化炭素排出量の算出

2024年度の二酸化炭素排出量計算に必要な情報を収集している。

3.本学のカーボンニュートラルの取り組みを報告

2025年9月20日、環境経済・政策学会(会場:武蔵大学江古田キャンパス)において中山・手嶋・大杉が「大学の脱炭素化と Race to Zero :千葉商科大学における実証的研究」と題して本学における温室効果ガス排出量計算の方法や算出に伴う課題等について発表を行った。また、9月13日には自然エネルギー大学リーグ特別フォーラムにて手嶋がパネリストとして取り組みを紹介した。

本学におけるカーボンニュートラルの取り組みの意義及び内容について、エネルギー・資源学会の会誌『エネルギー・資源』2025年11月号(Vol. 46, No.6)に、手嶋・中山・大杉が「大学におけるカーボンニュートラルの取り組み -千葉商科大学の事例を中心に-」と題して寄稿した。また、総合研究センターが発行する『CUC View & Vision』2025年No.60においても、手嶋が「千葉商科大学におけるエネルギーを中心とした取り組みと今後の方向性 — 防災・エネルギーセンター設立にあたって —」の中で取り組みの一部を紹介した。