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過去試験問題および特長のある試験の例題を公開しています。

2024年度一般選抜個別試験型

2024年度 一般選抜個別試験型 記述式総合問題

【記述式総合問題(過去問題)】
 
次の文書を読んで、後の問いに答えなさい。

問題文書はこちら(477KB)
(出典:読売新聞(2023年5月2日付)より抜粋)

問1:傍線(1)『コロンブスの贈り物』とあるが、これは何を指すか。欧州人の食生活に与えた影響を中心に、本文中から具体例を用いて200文字から230文字で説明しなさい。
問2:傍線(2)「負の側面」とあるが、これは何を指すか。本文中から具体例を用いて250文字から280文字で説明しなさい。

 【解答例】
問1:(配点10点)
「コロンブス交換」によって様々な食材が欧州に持ち帰られ、欧州人の食生活に「恩恵」的な影響を与えたということ。例えば、トウガラシは輸入から半世紀後にはスペインの至る所で栽培され、食用、味付け等に用いられた。上流階級向けにはパイナップルやチョコレートの原料となるカカオがもたらされ、トマトはイタリア伝統料理に欠かせなくなっている。他にジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャ、タバコ、七面鳥など、欧州人の食生活を「豊か」にしたと言われている。(222文字)
 
問2:(配点:30点)
「負の側面」にはおよそ四つある。第一に、「コロンブス交換」の直接的な問題として、ヨーロッパから新大陸に天然痘などの病原体が持ち込まれ、中南米の先住民社会に壊滅的な打撃を与えたこと。第二に、奴隷制を用いたサトウキビの大規模農園の経営によって、欧州人が一方的に利益を得、先住民は奴隷として不当に扱われ不利益を被ったこと。第三に、「コロンブスが新大陸を発見した」といった欧州的歴史観による先住民の尊厳性への侵害が問題となっていること。第四に、「恩恵」を生んだ作物は先住民による品種改良の結果だが、その功績はほとんど無視されていることである。(267文字)

一般総合型選抜(適性試験型) 適性試験<例題>

国語・数学・英語・総合問題からなる基礎学力検査です。PCを使ったCBT(Computer Based Testing)にて実施します。

【適性試験(例題)】
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(564KB)

併願総合型選抜(学力評価型)<例題>

「英語」、「国語」、「地理歴史・公民」(「歴史総合、日本史探究」、「公共、政治・経済」のうちいずれか1つのみ選択可)、 「数学」から2科目を当日選択のマークシート方式で実施します。(解答時間60分)

【適性試験(例題)】
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(592KB)
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