最新情報 2021年度

ニュース

2月3日~18日(全6回)にオナーズプログラム2021を実施し、さまざまな学部から1年生40名が参加しました。
本学のオナーズプログラムは、アイデアのプロから発想法を学び、企業に課題解決のプレゼンテーションを行う正課外の短期集中型アクティブ・ラーニングです。本年度は、株式会社ZOZO、株式会社マイナビ、株式会社電通の3社にご協力いただき、全学部の1年生を対象に実施しました。さまざまな視点から自分を見つめ直すことにより、自身の将来を見つめ直す機会とするだけでなく、課題解決に向けて自分なりの答えを導き出すための考える能力を養います。

今回は「若年層に対してZOZOTOWNの興味関心、利用意向を促進するための企画の提案」というテーマで、学生たちは10グループに分かれて企画を考え、最終日の2月18日に株式会社ZOZOの方々に向けてプレゼンテーションを行いました。

若年層であるZ世代の特長や課題から、若者が集まる駅前や大学構内にトラックを利用したAR試着体験ブースを用意し、試着後の映像を写真や動画で撮影してもらい、「#ZOZO運びます」とSNSで発信することにより、服を選び買うという“モノ消費”から“コト消費”へショッピングを変える企画を考えたグループが最優秀賞に輝きました。株式会社 ZOZO の方々からは、「実現の可能性が高い」「課題の分析や戦略の立て方が上手く、なにより熱意が感じられた」といった点が評価されました。

また、全体への講評として「楽しみながら自発的に企画に取り組む姿勢が発表を通して感じられた」「どのプレゼンも完成度が高く聞き応えがあった」「ファッションの力や可能性を信じた案が多く、私たちもとても勇気づけられた」とコメントをいただきました。

最優秀賞

  • 「#ZOZO運びます」
    商経学部 商学科1年 堺直孝(長崎商業高校出身)、商経学部 商学科1年 園田翔太(船橋啓明高校出身)、商経学部 経営学科1年 栗原優子(常磐大学高校出身)、政策情報学部1年 東風香(千葉英和高校出身)

優秀賞

  • 「復活のZ」
    商経学部商学科1年 佐々木悠人(霞ケ浦高校出身)、商経学部商学科1年 大林晴(習志野高校出身)、商経学部商学科1年 飯高くるみ(市立船橋高校出身)、政策情報学部1年 吉田優香(千葉女子高校出身)
  • 「ZOZOWORKSHOP/ZOZOCLUB」
    商経学部 商学科1年 半山菜摘(関東第一高校出身)、商経学部 商学科1年 尾藤直哉(流山おおたかの森高校出身)、商経学部経営学科1年 菊地拓真(宇都宮商業高校出身)、政策情報学部1年 谷﨑香穂(N高校出身)
  • 「ZOZOZONE」
    商経学部商学科1年 佐藤優月(成田国際高校出身)、商経学部商学科1年 長谷川航太、商経学部商学科1年 宇田川葵葉(市川東高校出身)、サービス創造学部1年 土屋颯大(千葉商業高校出身)
オナーズプログラム
オナーズプログラム
オナーズプログラム
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学生コメント

プロジェクトに参加し、向上心や積極性のある仲間と一緒に考えることができてとても楽しかったです。企業の方が驚くような企画を提案したいと思いましたが、なかなかいいアイデアが浮かばず、夜遅くまでビデオ会議で話し合いました。苦労しましたが、その分チームの仲も深まりました。 最終的には自分たちでも驚くようなアイデアが生まれ、皆が楽しいと思える企画となるように試行錯誤した結果が最優秀賞でとてもうれしいです。今回参加してみて、何かに一生懸命に挑戦することの大切さを学ぶことができました。今後も資格取得やスキルアップなど積極的にチャレンジしていきたいです。

堺直孝さん

まず、プロジェクトの概要を聞いて「面白そう」だと思いました。また、企業に企画提案をする過程を体験できること、授業で学んだことを実践することがより深い理解につながると思い、参加を決めました。講義では積極的に質問したり、メモを取る姿に学びを深めようと意欲的な学生が多いと感じました。中間報告ではアドバイスを受けることでグループ内では発見できなかった企画の問題点や改善点に多くの気付きを得ることができ、客観的な視点を持つことの重要性を実感しました。 私はあまり積極的なタイプではありませんが、積極的に行動することで多くの学びを経験できると実感したので、今後も積極的にプロジェクトや講義に取り組んでいきたいと考えています。

佐々木悠人さん