学長メッセージ

本学は、世界経済大恐慌の前年、1928年に創設されましたが、創設者の遠藤隆吉博士は、当時の日本社会における商業道徳の退廃を憂い、商業道徳教育を建学の理念としました。そこで、新渡戸稲造博士の言う武士道の精神を基礎としました。新渡戸は明治官僚の高い倫理観の根源を武士道に求めました。
武士は義を貫きましたが、義とは正しいこと。何が正しいかを判断するには幅広い視野が必要です。本学は、そういう判断のできる人材「治道家」の育成を目指してきました。正しいことは実行が必要です。本学は単なる学問ではなく、実社会で有用な学問、すなわち、実学教育を行ってきました。狭い専門にとらわれず、幅広い教養を身に着けさせたうえで、アクティブラーニングも積極的に取り入れています。
商学の教育から始まった本学は現在、商経、政策情報、サービス創造、人間社会、国際教養の5学部からなり、大学院も有する社会科学系の総合大学となりました。今後も建学の理念である倫理教育を基礎に、それぞれの専門を深めて行きます。
倫理観の高い指導者、経営者、専門家を目指す皆さん、明るく楽しいキャンパスで学びませんか。勉学に励む学生を教職員は心から支援します。
原科幸彦