5月27日、千葉県誕生150周年の記念事業として「千葉県誕生150周年記念 田んぼアート in 山武市 田植え＆田んぼで結婚式」を「道の駅オライはすぬま」に隣接する田んぼで実施しました。
本イベントは今年、千葉県が誕生150周年を迎えることを広く周知するとともに、世代や地域、国籍の垣根を越え、多くの人々が一つになって農を体験し、食やアートを通じて交流することで、多様性の理解や地域共生社会の実現をめざすことを目的としています。
人間社会学部は主催の千葉県から委託を受け、同学部勅使河原隆行教授のゼミナール生40名が企画・運営を担っています。
当日は県が公募した参加者と蓮沼小学校5、6年の生徒を含む総勢230名が11グループに分かれて、ぬかるむ田んぼに足を取られながらも、2時間をかけて7種類の稲を植えていきました。
田植えの後には、2組のカップルによる「田んぼで結婚式」が行われました。元々、勅使河原隆行教授ゼミナール生として山武市の地域活性化に取り組んでいた平良延大さん、坂野梨穂さん(2018年卒)と、台湾からの交換留学生だった陳宜君さんからの「思い出深い山武で」という先輩の思いを受け、現ゼミ生が結婚式を企画しました。
2組は、誓いの言葉を述べた後、参加者を代表して熊谷俊人千葉県知事から結婚証明書とお祝いのメッセージをいただきました。また、披露宴の最後には、はじめての共同作業として田植えを行い、多くの方から祝福と拍手送られました。
