9月15日、本学学長が会長を務める「国府台コンソーシアム」が、市川市国府台地区の防災について考えることを目的に「防災の日」イベントを開催しました。
「国府台コンソーシアム」では、同地区の教育機関と医療機関が連携し、定期的に意見交換を行い、相互の連携を図りながら、安心・安全なまちづくり、防災意識の向上、地域の活性化などをめざしています。
昨年開催した「防災の日」のイベントが好評につき、2度目の開催となりました。
当日は、市川市立国府台小学校の4年生約90名をはじめとする生徒・学生や国府台コンソーシアム関係者など約250名が参加しました。地震・水害に関するリアルタイム被害予測を提供する無料防災アプリの説明や実際の災害を想定した疑似体験や脱出訓練などさまざまな防災イベントを実施しました。
【プログラム】
- 防災アプリ「cmap(シーマップ)」セミナー
- ARを活用した災害体験
- SDGsと防災・男女共同参画セミナー
- 防災ノルディックウォーク体験
- 消火器体験、煙中脱出訓練、防災迷路体験
- サバイバルキャンプ体験
- 学生活動発表ブース(千葉商科大学、和洋女子大学)
- 避難所で使用する防災用具の展示
去年もサバイバルキャンプに参加して火起こしを体験しました。今年は薪割りと箸作りに参加し、木材によって加工に必要な力が異なることがわかり、今回も楽しく学ぶことができました。災害時にも自ら考えて行動して対応できるように日頃からプライベートのキャンプでも今回学んだ知識を生かしていきたいと思います。
サービス創造学部3年 市原和樹さん(四街道北高校出身)
本学は他大学と比べてエレベーター内の防災セットの設置や災害時の対策方法などの情報が足りていないと感じました。紙媒体の「防災マニュアル」に馴染みがない学生に向けて、SNSなどを活用して情報共有していきたいです。発表ブースでは来場者から専門用語について質問されることが多かったので、今後は言葉選びも工夫したいと思います。
商経学部経済学科3年 N.Rさん(本学付属高校出身)