最新情報 2023年度

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10月14日、市川市のアートイベント「エドロック・カワミュー」が開催されました。人間社会学部の学生30名以上が、学部の公募制アクティブ・ラーニングとしてその運営に関わりました。

「エドロック・カワミュー」とは、市川市江戸川河川敷に音楽やアートを楽しめる1日限りの「川のミュージアム」空間をつくることで、地域活性化をめざすイベントです。学生たちは2019年度より参加し、今年度は主催のエドロック実行委員会と協働し、運営により深く関与しました。

開催の半年以上前から実行委員と連携して準備を進めてきました。例えば地元企業への協賛依頼・獲得や公式SNSの更新を担いました。SNS更新では、実行委員と確認をとりながら、学生たちが投稿内容を作成し、アーティストや協賛企業への取材を行い、記事にして投稿しました。また、約3,000個の風船によるアート制作の事前準備の多くを学生たちが担いました。

活動の一環として、事前イベントの運営にもかかわりました。市川市南口図書館でのエドロック・カワミューの写真の展示企画では、企画から運営、設置・撤収すべてを学生が中心に行いました。いちかわ市民文化ネットワーク主催による事前応援イベント「アートワークショップ」でも、学生たちは司会や運営の補助として活動しました。そこで制作された作品は、当日のアートの一部に活用されました。

当日は、会場設営、SNSの更新、音楽ブースのサポート、アーティストへのインタビュー、物販、受付、駐車場の整備、撤収まで、運営のさまざまな仕事を学生たちが担いました。担当以外の時間はフードカーやサンバなどで楽しみながら、晴天のもと集まった2,000名の来場者と、イベントを盛り上げました。

エドロック・カワミュー
エドロック・カワミュー
エドロック・カワミュー
エドロック・カワミュー

学生コメント

今回、統括として学生全員とコミュニケーションをとり、一人ひとりの得意分野や特性に合わせて活躍できるよう役割配置を考えました。実行委員会の方と共に主体的に関わることを特に意識したことで、意見や提案を具体的に伝える力が身についたと思います。また、学年や立場を超えて意見を言い合える関係性とイベント参加者とのコミュニティも築けました。将来は地元の地域活性化に貢献したいと思います。

人間社会学部3年 田中涼香さん(秋田商業高校出身)