『自然エネルギー100%大学』への取り組みがCOOL CHOICE LEADERS AWARD優秀賞を受賞

お知らせ

2017年12月18日

本学の『自然エネルギー100%大学』の実現に向けた取り組みが、環境省の「COOL CHOICE LEADERS AWARD」で優秀賞を受賞し、12月9日(土)に「エコプロ2017」内で行われた表彰式で中川雅治環境大臣から原科幸彦学長に賞状と楯が授与されました。
表彰式表彰状

「COOL CHOICE」は、2030年度までに温室効果ガス排出量を26%削減(2013年度比)する日本の目標を達成するため、低炭素型の製品やサービスの利用、ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に役立つあらゆる「賢い選択」を促す国民運動です。環境省は、この運動を推進する一環として、お笑いコンビ「爆笑問題」(太田光氏、田中裕二氏)とコラボレーションし、「COOL CHOICE LEADERS AWARD」を実施。「COOL CHOICE」に率先して取り組む人・グループ及び「COOL CHOICE」を広げるアイデア518作品の応募のなかから、優秀な内容を表彰しました。

本学は、自らの「COOL CHOICE」な活動や社会への働きかけに取り組む人・グループを対象とする「アクション部門」に応募し、「自然エネルギー100%大学が地域を変える」と題して、全学を挙げた創エネ・省エネ活動と、それをモデルとした地産地消型エネルギーマネジメントシステムの確立と普及への取り組みが評価されました。

2018年度に電力、2020年度にはガスを含む総エネルギーにおいて、日本初の「自然エネルギー100%大学」をめざすことを表明した本学は、千葉県野田市に所有するメガソーラー発電所等の発電量と、市川キャンパスで消費するエネルギー量を同量とすることに取り組んでいます。そのために、ソーラーパネルの増設や市川キャンパス全建物のLED化、エネルギーを見える化する設備の導入など、ハードウェアとソフトウェアを整備するとともに、学生、教職員一人ひとりが環境に配慮して省エネ行動を起こす意識(ハートウェア)の醸成に努めています。また、この取り組みが核となり、エネルギーの地産地消のモデルとして、地域分散型エネルギー社会の形成を支援することをめざしています。

この度の受賞は、本学環境目標の達成に向けたアクションプランの推進に弾みになります。受賞後、原科学長は「今回の受賞を機に、一人でも多くの方にこの取り組みを知っていただき、志をともにする大学が増えること、また、一人ひとりが省エネに向けて行動するきっかけになってほしい。」とし、さらに「大学としての社会的責務としても、この取り組みは日本そして世界的課題を解決する一つのモデルになると考えている。千葉商科大学が牽引できるように取り組んでいきたい」と、喜びを語りました。
受賞者