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3月18日、公務員をめざす政策情報学部の地域政策研究会所属の学生33名が、「第17回社会貢献活動見本市」(主催:NPO法人としまNPO推進協議会)で、「東京研究プロジェクト」の一環として行ってきた東京23区の暮らしやすさの向上をめざした都市政策とコミュニティに関する研究についてのパネル展示を行いました。

「東京研究プロジェクト」とは、東京都の都市政策によって、住民の生活の質を高め人々の「暮しやすさ」の向上をめざす研究活動です。フィールドワーク、ヒヤリング調査、地域分析、市民協働イベントを実施して得た知見から地域の課題・魅力を発見し、その問題解決・魅力向上のため地域へ政策提言をする活動をしています。

「第17回社会貢献活動見本市」では、参加団体それぞれが行っている社会貢献活動について紹介しながら情報交換を行い、ネットワークの拡大や協力・協働・参画を呼び掛けました。
今回、学生たちは「豊島区の暮らしやすさを実現させる市民活動」の提言案まとめたパネルを7点展示し、46団体の中でパネル展示優秀賞に選ばれました。

第17回社会貢献活動見本市
第17回社会貢献活動見本市
第17回社会貢献活動見本市
第17回社会貢献活動見本市

学生コメント

見本市の参加者は年齢層が幅広く、多くの方々が地域の課題を主体的に考えている印象を受けました。私は都市政策とコミュニティに関する統計分析を担当し、東京23区の指標をもとに豊島区の現状を調査しました。分析班メンバーとの意見交換や先生からのアドバイスを通じて豊島区の特徴を捉えた資料作りができました。他の出展団体や地域の方々からの関心を得られ、交流を深めることができ、対話やつながりの重要性を再認識する貴重な経験になりました。

政策情報学部3年 宮間翔大さん(柏井高校出身)

今回、統計分析結果や制作した防災カルタの展示などを行いました。説得力をもたせるためデータを分かりやすく表やグラフに落とし込むことが大変でした。実際に会場でアンケートを取ってパネルにシールを貼り結果を一目でわかるようにするなど工夫をしました。さまざまな団体が自分たちと同じように社会を良くしようと努力していると知り、ますます積極的に社会貢献活動に取り組みたいと思いました。今回学んだことを生かして公務員試験に臨み、就職後も社会団体と連携できるような公務員をめざしていきたいです。

政策情報学部2年 村山蒼さん(千葉商業出身)

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