2月6日~22日(全6回)にオナーズプログラム2023を実施し、さまざまな学部から1年生43名が参加しました。
本学のオナーズプログラムは、アイデアのプロから発想法を学び、企業に課題解決のプレゼンテーションを行う正課外の短期集中型アクティブ・ラーニングです。本年度は、株式会社ZOZO、株式会社マイナビ、株式会社電通の3社にご協力いただき、全学部の1年生を対象に実施しました。課題解決に向けてグループで答えを導き出すために考える能力を養うだけでなく、さまざまな視点から自分を見つめ直すことにより、自身のキャリアや将来を考える機会としています。
今回は「ZOZOTOWNで話題沸騰となるアイテムを『商品企画から売り方まで』一連で企画提案せよ」というテーマで、学生たちは10グループに分かれ「Casselini」・「ADRER」という2つのブランドについて企画を考え、プログラム最終日に株式会社ZOZOの方々に向けてプレゼンテーションを行いました。
「自分らしさ」というZ世代の特長から自由にカスタマイズ可能なバッグを提案したグループ、「メンズメイクをもっと手軽に」という思いからブランドイメージに合った化粧品を提案したグループ、「男性ファッションの選択肢」として新たなスカンツを提案したグループが各賞を受賞しました。 株式会社ZOZOの方々からは、「ピールオフ広告やバーチャルヒューマンによる宣伝など、新鮮な情報をもとにしたプレゼンだった」、「アイテムのデザインから売り上げの予測まで、多角的な視点でよく考えられていた」といった点が評価されました。また、全体への講評として、「短い期間でも非常に準備していたことが伝わり、大変嬉しく感じた」、「性別の壁を超えるアイテムの提案があり勇気づけられた」とコメントをいただきました。
最優秀 Casselini賞
- 「Casstomize」
商経学部商学科1年 鹿島梨里衣(県立松戸高校出身)、商経学部商学科1年 藤森奏乃(明聖高校出身)、商経学部商学科1年 川上遥(侑文館グローバル高校出身)、商経学部経営学科1年 岩下愛美(小諸商業高校出身)、サービス創造学部1年 山下楓樺(大館国際情報学院高校出身)
最優秀 ADRER賞
- 「自信を磨くメンズ向けBBクリーム」
商経学部商学科1年 奥村梓沙(水戸女子高校出身)、商経学部商学科1年 福島七月(東京学館新潟高校出身)、商経学部商学科1年 下村菜歩(流通経済大学付属柏高校出身)、商経学部経済学科1年 工藤純也(成田北高校出身)、政策情報学部1年 冨樫世成(大曲高校出身)
ソウゾウノナナメウエ賞
- 「SWITCHING SKANTS」
商経学部商学科1年 渡邊沙優(国府高校出身)、商経学部商学科1年 小田原花奈(千葉北高校出身)、商経学部経済学科1年 大川真生(錦城学園高校出身)、政策情報学部1年 鵜沢夏波(志学館高校出身)
将来、商品開発をしたいと考え参加しました。スウィッチングスカンツというファッションアイテムを提案し、バーチャルヒューマンとピールオフ広告を使うことで差別化を図り「ADRER」のブランドイメージを崩さずに斬新な宣伝となるように工夫しました。プレゼンに苦手意識がありましたが今回の挑戦で苦手を克服することも出来ました。今後もやってみる精神でさまざまなことに挑戦し、できることや得意なことを増やしていきたいです。
小田原花奈さん