最新情報 2023年度

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人間社会学部勅使河原隆行教授のゼミナール生40名が、「千葉県誕生150周年記念 田んぼアート」で収穫したお米を活用して「生米から作る蒸しパン作り」と、福祉施設への寄贈を行いました。

学生たちは、「千葉県誕生150周年記念事業」主催の千葉県から委託を受け、2023年5月より多くの人々が農や食で交流することで、多様性の理解や地域共生社会の実現をめざして、田植えや鑑賞祭など多数イベントを企画・運営してきました。

9月の収穫祭には、公募参加者・小学生含めた約250名が参加し、930kgを収穫しました。学生は、参加者や関係者に収穫米を配布した後、収穫米の活用方法を県に提案。その中から3つが採用されました。

  • 小学生に生米から作る蒸しパン作りを実施
    1月31日、田植えと稲刈りに参加した山武市立蓮沼小学校5・6年生44名を対象に食育をかねてゼミ生9名が講師となり「生米から作る蒸しパン作り」の調理実習を実施しました。
  • 台湾の高校生に調理実習を実施
    2月19日、台湾から教育旅行中の台湾国立竹山高級中学校の高校生27名を対象に、日本に興味関心をもってもらうことを目的に本学付属高校で調理実習を実施しました。かつて本学に交換留学し、田植え後に「田んぼで結婚式」を行った陳宜君さんがコーディネーター兼通訳としてゼミ生と企画しました。
  • 福祉施設へ収穫米を寄贈
    2月29日、田植えの際に参加者へ昼食用のパンを提供いただいた社会福祉法人佑啓会ふる里学舎蔵波へ収穫米630kgを寄贈。学生が運営を行いました。

寄贈式では、1年間の活動報告をした後、松橋施設長と入所児童へお米を寄贈しました。松橋施設長からは「今回、寄贈いただいたおかげで子どもたちに遊具を購入することができました。田んぼアートと収穫米の背景と皆さんの思いをしっかり伝えていきたいと思います。」と感謝の言葉が伝えられました。

収穫米活用イベント
収穫米活用イベント
収穫米活用イベント
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