奥寺葵ゼミナール(“優れた”企業・経営とは何か?)

マネジメントでSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を実現する!

研究テーマ紹介

私たち生活に必要なありとあらゆる製品・サービスが企業を通じて提供されています。今日の社会は企業の経済的活動なしには存続し得ません。
かつては、儲かっているかどうかが主な企業評価基準でした。次いで、製品やサービスが考慮され、マスコミ報道とあいまって企業評価イメージが形成されていました。では、女性の雇用差別があったり、そこで働く人々が長時間労働で消耗するような労働条件の企業の場合はどうでしょう。環境汚染の情報を隠したり、公害を出す企業は、たとえ高収益であっても決して「優れた」企業とは言えません。また、企業不祥事が繰り返し起きており、その度に反省と企業倫理の徹底が主張されます。経営者と従業員の倫理観も大事ですが、企業の仕組みそのものに問題はないのでしょうか。
大学卒業後、企業社会の一員となるからには、自分自身のためにも、社会のためにも「優れた」企業・経営の判断基準を持つことは必要不可欠です。会社案内では得られない、オリジナルの「優れた」企業・経営を研究して頂きます。

活動紹介

日本経済新聞の読み方、文献収集の方法、文献の読み方、レジュメの作り方、グループワークの仕方、プレゼンテーションの仕方、議論の仕方等、一通り学びます。
その後で、「企業とは何か」、「新しい企業評価基準」、「従業員の立場からの企業評価基準」、「株主の立場からの企業評価基準」、「企業の情報公開・環境対策・社会貢献」等の視点から、「優れた」企業・経営の判断基準を設定して研究を進めます。研究成果は、他大学との交流会(プレゼン大会)、学内のインゼミ大会で発表します。
上記研究課題と並行して、学長プロジェクト2のサブプロジェクト「環境や社会を考慮したUniversity Ranking」チームでも活動します。公開講座、エコメッセ千葉、瑞穂祭等、学内外のイベントでも活動します。
様々な活動を通して、多面的に分析できる能力を培って頂きます。

奥寺葵ゼミナール活動紹介
奥寺葵ゼミナール活動紹介

担当教員