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2024年度留学実績

期間:2023年9月~12月、2024年3月~7月

私は、「ダブル・ディグリープログラム」の約10カ月間に渡る留学の中で、仲間たちと苦楽を共にしながら、さまざまな経験しました。その中で私が1番印象に残っている思い出は、全ての留学プログラムが終了後、現地でできた中国の友人と北京旅行をしたことです。旅行中はみんなで万里の長城などの有名観光地に出かけたり、豆汁(ごじる)という北京人でも好き嫌いが別れる伝統的な料理を体験するなど、北京旅行を通じて異文化体験や異文化理解を深める機会を得ました。

留学後に、中国語学習に対する私の姿勢は大きく変化しました。留学前は、単に留学の条件を満たすことを目的に勉強に取り組んでいました。しかし、留学後、現地の友人とより深く交流したいという願望や、中国語でコミュニケーションが取れる喜びを経験したことで、学習意欲が自然と高まりました。その結果、HSK4級からHSK5級へとレベルアップし、中国語力に対する自信を深めることができました。

同時に、中国に対する私の印象も大きく変わりました。以前は、メディア報道に影響され、中国に対して否定的なイメージを抱いていました。しかし、実際の中国で生活してみると、人々の温かさに触れ、想像していた以上に開かれた社会であることを実感しました。特に、学校や地域の人々の友好な態度に感動し、中国に対する固定観念が払拭されました。 今回の留学は、私にとって、語学学習の楽しさ、そして異なる文化への理解を深める貴重な機会となりました。また、自ら現地へ足を運ぶことの大切さを改めて認識し、今後の人生においても、積極的に新しいことに挑戦していきたいと考えています。

野口佳奈(国際教養学部3年)