本学では、建学の精神に基づき、以下のとおり、3つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)を定めています。
ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
建学の趣旨
能力を外にして長幼の序を認め、為にする所なくして人格の光を仰ぎ、天道の自ら至るを恐れ人倫の當に依るべきに従う。人類を一視して其の幸栄を増進し、有用の学術を修め質実の気風を養い、適く所として其の天職を完うせんとす。
建学の精神
今日商業道徳の頽廃は頗る寒心すべきものあり。外国貿易の不振も畢竟此処より来る。故に実業家となるべき者に商業道徳を吹き込み殊に武士的精神を注入するは最も急務なりと謂わざるべからず。
本学では、建学の精神に基づき、「実学教育」を通じて創設者・遠藤隆吉が唱える「治道家」を育成することを教育の理念とし、以下の力を身につけ、所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、学位を授与する。
治道家とは、「大局的見地に立ち、時代の変化を捉え、社会の諸課題を解決する、高い倫理観を備えた指導者」を指す。
高い倫理観
実社会における諸課題を発見し、その解決に主体的能動的に取り組む使命感とモラル
幅広い教養
実社会の変化に即応し、多様な人々との協働に必要な豊かな人間性を形成するための普遍的な知識とコミュニケーション力
専門的な知識・技能
実社会における諸課題を発見し、解決するための有用かつ高度な専門的能力
本学では、ディプロマ・ポリシーを教育の質保証を図るための起点とし、建学の精神および社会の要請に基づく教育の不断の改革・改善に努める。
[学部]
[大学院]
博士課程政策研究科 修士課程商学研究科専門職学位課程会計ファイナンス研究科
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
本学では、建学の精神に基づき、「実学教育」を通じて創設者・遠藤隆吉が唱える「治道家」を育成することを教育の理念とし、ディプロマ・ポリシーの達成のため、以下のカリキュラムを体系的に編成し実施する。
治道家とは、「大局的見地に立ち、時代の変化を捉え、社会の諸課題を解決する、高い倫理観を備えた指導者」を指す。本学のカリキュラムでは、実学を重んじ、実社会との連携とアクティブラーニングにより実践力を養成する。
ディプロマ・ポリシーに示す如く、高い倫理観と幅広い教養は全学の学生に等しく備えさせるものであり、そのうち、共通の素養として修得させるものは、大学生活を始める初年次に基盤教育として行う。そして、2年次以降は、本格的な専門知識・技能の教育を中心に行うとともに倫理観を醸成する。
加えて、分野を超えて先端的な領域を学ぶ「CUCアドバンストプログラム」を実施する。
このような枠組みのもと、全学では以下のカリキュラム・ポリシーを定める。
基盤教育
初年次を中心に、全学部の学生が共通してディプロマ・ポリシーに定める幅広い教養と高い倫理観を身につけられる基盤教育を以下の分野に分けて実施する。
- CUCベーシック:
CUCベーシックを初年次ゼミナール教育(演習)として位置付け、本学学生の基礎となる建学の趣旨・精神を理解するとともに倫理観を育み、コミュニケーション力、実践力を高め、大学での学びの基礎力を身につける分野 - 共通教養:
人文科学、社会科学、自然科学に加え、倫理観やSDGs、情報化対応を含めた幅広い教養を身につける分野 - 三言語※(自然言語、情報言語、会計言語): 多様性を理解し、現代社会におけるコミュニケーション力を高めるための分野
※本学でいう三言語とは、自然言語は外国語及び日本語、情報言語はITスキル、会計言語は簿記・会計を指す。 - 生涯ケア(健康管理、キャリア):
生涯にわたる健康管理、キャリア形成、金融リテラシーなど人生を豊かにするための基礎知識を修得する分野
CUCアドバンストプログラム
個々の学部の専門分野を超えて、社会の変化や新しい研究テーマに応じて先進的な教育を行うプログラムを開発し実施する。具体的には、グローバル教育、データサイエンス教育などの学際的、先端的な領域のプログラムを全学的に展開する。
専門教育
実社会における諸課題を発見し、解決するために求められる専門的な知識・技能を体系的、段階的に身につけるために、各学科に入門科目を設け、2年次以降にはコースを設置する。
学生は所属する学科内のコースを1つ選択し、修得する。さらに学びを深めたい学生は、CUCアドバンストプログラムや、自学部及び他学部のコースも修得でき、一定の条件を満たした学生には副コースとしても認定する。
ゼミナール教育
初年次では、基盤教育科目のCUCベーシックにゼミナール形式(演習)の科目を設置し、学修の基礎を身につけ、専門研究に移行するため学部横断のクラス編成による教育を実施する。これにより、学生が本学で主体的に学ぶ姿勢を身につける。
2年次においては、講義とともに学部基礎ゼミ(演習)を行うことで各学部の専門基礎を中心に修得させ、3年次以降の研究ゼミにつなげる。
3年次より本学の全教員が個々の専門分野に関する研究ゼミを実施し、学生に発展的な専門知識・技能をより深く修得させる。研究ゼミでは、チーム活動、グループ討論およびプレゼンテーションなどを積み重ねることで、問題発見、調査分析、解決策探索、実行の力を養い、卒業に向けて大学での学びの集大成を行う。
さらに、本学では、各科目で身につく知識・技能等をシラバスに記載し、シラバスに記載された評価方法・基準により学修成果を評価するとともに、科目間の関係性を可視化し、学生が体系的に履修・学修を行えるようにする。
学生の能動的な学修の充実に向け、履修科目の登録上限の設定による1科目あたりの学修時間の増加を図り、単位修得状況が一定の水準に満たない学生に対しては、面談等の実施により学修成果の把握・改善を行う。本学では、ディプロマ・ポリシーの達成のため、カリキュラム・ポリシーを教育課程の編成・実施における重要な位置づけとし、カリキュラム・ポリシーに沿った大学教育の不断の改革・改善に努める。
[基盤教育機構]
[学部]
[大学院]
博士課程政策研究科 修士課程商学研究科専門職学位課程会計ファイナンス研究科
アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)
「アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)」とは、千葉商科大学が入学を希望する方に求める能力や資質に関する考え方のことです。
本学では、建学の精神に基づき、「実学教育」を通じて創設者・遠藤隆吉が唱える「治道家」を育成することを教育の理念とする。
治道家とは、「大局的見地に立ち、時代の変化を捉え、社会の諸課題を解決する、高い倫理観を備えた指導者」を指す。
本学の求める学生像
- 【基礎的な学力】 高等学校の教育課程を幅広く修得し、入学後の学修に必要な基礎的な学力を身につけている学生
- 【高い倫理観】 実社会における諸課題を発見し、その解決に主体的能動的に取り組む使命感とモラルを身につけようとする意欲を持つ学生
- 【幅広い教養】 実社会の変化に即応し、多様な人々との協働に必要な豊かな人間性を形成するための普遍的な知識とコミュニケーション力を身につけようとする意欲を持つ学生
- 【専門的な知識・技能】 実社会における諸課題を発見し、解決するための有用かつ高度な専門的能力を修得しようとする意欲を持つ学生
入学者選抜の基本方針
一般選抜では、本学の学士課程の教育にふさわしい知識・技能(理解力、数理能力、表現力、語学力)を、主に学力試験によって測り選抜する。レベルとしては高等学校の授業に準拠した内容を問うものとする。幅広い範囲からの出題とし、高等学校までに学んだことが正しく理解できているかを評価する。 総合型選抜、学校推薦型選抜および特別選抜では、本学の求める学生像を体現する意欲や適性を、面接試験や書類審査などで測り選抜する。 全選抜方式で、高等学校における学習状況や特別活動の記録などを調査書等で確認し合否の判断材料の一つとする。全体の学習成績の状況等は出願要件に含まれることもある。
[学部]
[大学院]
博士課程政策研究科 修士課程商学研究科 専門職学位課程会計ファイナンス研究科
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