ユニバーシティ・アワーでバニラ・エア株式会社五島勝也氏の特別講義を開催しました

国際教養学部

2017年6月23日

6月14日(水)にユニバーシティ・アワーの一環として、バニラ・エア株式会社 代表取締役社長の五島 勝也氏の特別講義を開催しました。
バニラ・エア株式会社は、成田空港から沖縄、奄美大島、台湾やホーチミンなど国内線7路線、国際線7路線を有し、低価格で良質なサービスを提供しています。様々なコスト削減の工夫、付帯サービス提供による収入増を計る一方、企業理念に、日本のLCCとして、「低運賃によって人々の交流を促進し、お客様と地域社会に喜びを届ける」を掲げています。
今回は「Low Cost Carrierの挑戦(バニラエア)」をテーマに世界の航空市場やLCC誕生、発展の経緯、現在の市場規模、LCCのビジネスモデルなどをお話いただきました。また、奄美大島線就航により奄美群島に大きな経済効果をもたらした事例や価格を重視するだけでなく、機内、空港内でのサービスの充実や就航率、定時運航率も高く保つなど、質を求める取り組みなどが紹介されました。学生達は90分という短い時間の中でたくさんのことを学ぶことができました。

講演終了後、航空や観光の業種に就職を希望する学生が五島氏と懇談し、五島氏の海外滞在中の経験談や在学中に学ぶべきこと、バニラエア、航空業界での仕事、社会に必要とされる人材についてなどについてさまざまなアドバイスをいただきました。学生は「TOEICのスコアを上げることはもちろん、アドバイスを参考に就職活動に向けて自己PRをまとめるなどの準備を進めていきたい」と感想を述べていました。ユニバーシティ・アワーの授業、懇談を通じ貴重な学修の機会となりました。

※多くの学生に知的刺激や感動、達成感を共有できる機会を提供し、本学におけるユニバーシティ・アイデンティティを醸成していくことを目的に2008年 10月より実施。本学で学ぶ意義や可能性、各学部の学び、キャリアアップを実感することのできるオリジナルの授業スタイル。