外国人旅行者への“おもてなし”が地域を活性化!「さんむ田んぼアートプロジェクト」

人間社会学部

2017年5月17日

人間社会学部では、千葉県山武市と連携した活動を通じて、地域社会が抱える課題の理解とその解決方法を実践するさまざまな機会から考え、学んでいきます。
その1つとして、「さんむ田んぼアートプロジェクト2017」(主催:さんむ田んぼアートPROJECT)に、昨年度に引き続き参画します。このプロジェクトは2015年から行われ、今年で3回目を迎えます。2020年の東京オリンピックを控え、海外からたくさんの旅行者が訪れることが見込まれる日本。その空の玄関口、成田空港に程近い山武市の上空で、飛行機の窓の外に広がる稲のアートを旅の思い出にしてもらいたいと願い、田んぼに絵を描きます。

一方、人々が世代や国籍の垣根を越え、1つになって田植えや稲刈りを体験し、食やアートを通じて交流することもめざしています。人間社会学部の学生たちは、少子高齢化に伴う地域の衰退、人口の減少など、地域が抱える課題の解決に繋がる取り組みとして、地域活性化の切り札となる田んぼアートを手法とした都市と地域の人々の交流促進、地域資源の活用について理解を深めます。

デザイン画なお、今年度の田んぼアートのテーマは「おむすびころりん」です。デザイン画に沿って色とりどりの苗を植えるイベント「はじめる田植え」は5月20日(土)に開催され、人間社会学部からは約60名の学生が参加します。
※プロジェクトを締めくくる収穫イベント「いろいろ稲刈り」は9月30日(土)を予定しています。

さんむ田んぼアートプロジェクト2017「はじめる田植え」

日時 2017年5月20日(土) 9:30~
※雨天時、翌日に順延
場所 山武市松尾町大堤
備考 イベント概要、地図などの詳細は「さんむ田んぼアートプロジェクト」公式サイトをご覧ください。
http://tamboartsys.wix.com/sammu