実りの秋! さんむ田んぼアートプロジェクト収穫祭に参加!

人間社会学部

2017年10月18日

人間社会学部が参画する「さんむ田んぼアートプロジェクト」では、5月に田植えをした稲が実り、9月30日(土)に収穫祭を開催しました。同学部生約50名が参加し、地域の人々と一緒に稲刈りや、収穫祭の運営サポートを行いました。

田んぼに色の異なる稲で絵を描く田んぼアート。山武市では、農・食・アートを通じた都市と地域の人々の交流とともに、上空から眺める田んぼアートを外国人旅行者の思い出にしてもらいたいという思いを込めて、今年で3回目の実施となりました。今年は「おむすびころりん」をテーマとしたデザイン画に沿って、5月20日(土)に田植えを実施。7月下旬には青々と茂る水田に稲のアートが鮮やかに浮かび上がり、鑑賞する人々を楽しませました。

田植え田んぼアート

稲刈りには、5月の田植えを体験した外国人の家族連れも再び田んぼを訪れ、プロジェクトスタッフの指導の下、学生たちと一緒に稲の手刈りを体験。刈った稲を種類ごとに束ねて、干す作業までを行いました。昼食には山武市の新鮮な野菜を味わい、田んぼアートへの参加を通じて、地域ならではの農と食の魅力を知る貴重な機会となりました。

学生たちはこの経験を、地域社会が抱える課題の理解とその解決に向けて実践的に取り組む今後の活動に役立てていきます。

稲刈り稲刈り稲刈り

学生の声

田植え、鑑賞の時期、稲刈りまでの間に人々との繋がりができたことが嬉しかったです。このプロジェクトは東日本大震災の被災地、福島県相馬市の田んぼアートとも連携しているので、交流の輪はより大きくなり、私も相馬市を訪れて現状を目にしました。田んぼアートを通じて地域社会について考える良い機会になりました。

人間社会学部 熱田雅人(佐倉西高校出身)

田んぼアートの活動で何度も山武市を訪れると、地域の皆さんにも名前を覚えてもらい、たくさん話ができました。コミュニケーションが活発になると、いろいろなものの見方や考え方があることが分かります。これからも積極的に活動に参加して、見聞を広げていきたいと思います。田植えも稲刈りも初めて体験しましたが、とても楽しかったです。

人間社会学部 田島拓弥(磯辺高校出身)