ふくしまのママの声に応えた新商品!!オリジナルコーヒー『CUCブレンド』第2弾
人間社会学部
2018年2月21日
人間社会学部では、東日本大震災の被災地及びその避難者支援に取り組む勅使河原隆行准教授のゼミナールが、2017年7月に続き、ふくしま子ども支援センターの事業「ままカフェ」と連携したオリジナルコーヒー『CUCブレンド』第2弾を発売しました。震災後の福島県での生活や子育てのこと、ママたちが思いを語り合う場所「ままカフェ」に癒しの香りを運ぶ新しいブレンドで、心の復興を応援します。
『CUCブレンド』
品名 | レギュラーコーヒー(コーヒーバッグ入り) |
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価格 | 10袋入りギフトボックス 1,200円(税込) |
取扱い場所 |
※ 2月23日(金)~25日(日)、3月2日(金)~4日(日)はいちかわ観光・物産案内所(市川駅北口)でも販売します。 勅使河原ゼミによる商品販売 |
ポイント
- 「ままカフェ」は、東日本大震災に伴う避難から福島県に戻ったママたちが生活や子育てなどの思いを話す場所として、2013年から県内各地で開催しています。現在は避難経験を問わず、震災後に県内に転居した人やこれから母親になる人も対象に、震災後の福島での子育てを支援しています。
- 勅使河原ゼミでは、首都圏の避難者を対象とした「ままカフェ」を2015年から本学で開催しています。学生たちは避難者との交流から、年々変化する避難先での支援のあり方を考え、実践しています。
- 『CUCブレンド』は、「ままカフェ」でゆっくりと安心して話せる雰囲気を作るものとして、勅使河原ゼミと福島のママたちが意見を出し合い開発した香り豊かなオリジナルコーヒーです。家事や仕事の合間にも手軽に本格的な味を楽しめるコーヒーバッグを採用しています。
- 第2弾は、モカのブレンドを希望する福島のママたちの声に応えて取り組んだものです。酸味、甘み、苦みのバランスの良い東ティモール産有機栽培コーヒー豆をベースに、香りの良いエチオピア(モカ)、ブラジル、グアテマラの4種類をブレンドした、まろやかでクセのない飲みやすさが特長です。
- 東ティモール産の豆を使用した背景には、コーヒー豆の輸出を基盤とした東ティモールの経済的自立を支援することが、社会的課題の解決という共通の願いとして合致したことによります。
- 2018年度には、勅使河原ゼミが福島の「ままカフェ」を訪れ、交流することを計画しています。
学生の声
『CUCブレンド』の第2弾は、スッキリとした味わいの第1弾と比べ、華やかな香りとマイルドさが特長です。4種類の絶妙なブレンドがバランスの良い味に仕上がり、コーヒーにこだわりがある方にも気に入ってもらえると思います。ほっとできるような香りには、「ままカフェ」を訪れる人はもちろん、誰もが幸せな気持ちになってほしいという私たちの気持ちが込められています。
このコーヒーは人と人との繋がりから生まれた商品です。福島県のママたちと千葉県で大学に通う私たち、商品を扱ってくれる地域の人や、福島を思い購入してくれる人、目には見えない繋がりや絆も大切にしていきたいです。
山口 綾香(船橋豊富高校出身)