教務課
2022年度中途入職
千葉商科大学へ入職した理由
前職では人材業界の営業職として多くの求職者や企業と関わっていましたがその中で、自己のキャリアを思うように形成できずに悩む方が非常に多い現実を目の当たりにしていました。その経験を通じて、社会に出る前段階である大学教育の重要性を強く実感し、学生のキャリア形成に現場に近い立場で継続的に関われる大学職員という職業に魅力を感じるようになりました。また、学生時代に教員免許を取得していたこともあり、以前から教育業界に対する関心を持っていました。大学は教育にとどまらず、実社会・地域・企業との連携などを通じた社会貢献を果たすことができる場であり、民間企業の経験を持つ自分だからこそ、職員という立場から果たせる役割があると考えました。中でも、常に変革を恐れず挑戦し続ける風土を持つ本学であれば、自身の経験を生かしながら、学生や社会に大きな価値を提供できると感じ、入職を決意しました。
現在の業務内容について
現在、教務課に所属し、学生一人ひとりにとっての学びの価値を高めることを目指し、「教育サービス」の質の継続的改善と学生満足度の向上に日々取り組んでいます。主な業務としては、カリキュラムや学部主催イベントの企画・提案、学生・教員双方への対応、学部会議の運営(議事録作成や資料準備など)を担っています。さらに、教育連携企業(本学の教育活動に協力いただける企業)との打ち合わせや、学部長との定例ミーティングに参加し、それらの意見や情報を教育内容に反映させる仕組みづくりにも携わっています。また、ゼミナールや学生プロジェクト活動に直接携わる機会も多く、現場の声を直接聴くことで、教育内容や学習支援の改善に役立てています。こうした業務が教育の質に直結し、自らの働きかけが具体的な成果として見えることに大きなやりがいと楽しさを感じています。
これまでの仕事で印象に残っていること(やりがいを感じた事例)
自らが企画・設計に携わった学生プロジェクトにおいて、学生が主体的に参加・活躍し、そこで培った経験を就職活動の場で効果的に伝え、志望企業から内定を得た学生から感謝の言葉をもらったことが、特に印象に残っています。このプロジェクトは、教育連携に協力いただいている企業との協働によって実現したもので、実社会の課題や視点を取り入れることができた点も大きな成果でした。学生にとっても、実務に近い経験を積む貴重な機会となり、自分の業務がキャリア形成の一助となったと実感した瞬間に、強いやりがいを感じました。本学が重視する実学教育の「きっかけづくり」に携われたこと、また民間企業での営業の経験という自身のバックグラウンドも活かせたことが、大きな達成感につながりました。