学長事務室
2022年度中途入職
千葉商科大学へ入職した理由
私が本学に入職した理由は大きく2つあります。1つ目は、大学という「学校」と「社会」の接点で、社会で活躍できる人材を育てるという役割に強く関心を持ったからです。前職では塾講師として、高校生の学びや志望校選びをサポートしてきました。生徒一人ひとりの興味や進路希望に寄り添いながら大学進学を支援する中で、「その先の大学生活で、彼らは本当に希望する進路を選び取れているのだろうか」という問いが芽生え、大学というフィールドでの教育支援に関心が強くなりました。2つ目は、本学には、他の大学と比べて格段に意欲的で、変化を柔軟に受け入れる風土があると感じ、そこに強く惹かれました。ここでは事務職でありながら、クリエイティブで挑戦的な業務に関わる機会が多くあります。それは「変わり続けることで価値を生む」という事務局ビジョンにも表れており、そんな柔軟で前向きな姿勢に強く惹かれました。以上2点が、本学への入職を決意した大きな理由です。
現在の業務内容について
現在は学長事務室という部署に所属し、主に、学長や学長補佐のスケジュール管理・調整を行う秘書業務に加え、大学全体の意思決定に関わる会議体の運営や、学長主導の全学的な取り組みの実行支援を担っています。例えば、会議体の運営では、学長が議長を務める会議において、出席者が的確な意思決定が出来るよう、事前に必要な情報を整理や会議資料の準備等を行います。また会議後には、議論された内容が正確に大学全体に共有されるよう、細かなニュアンスを意識して要旨をまとめています。大学の意思決定に関わる重要な会議だからこそ、丁寧な事前準備と事後対応が欠かせません。このように、学長をはじめとするさまざまな学内関係者と連携しながら、大学の中枢に関わる業務に携われることに大きな責任とやりがいを感じています。
これまでの仕事で印象に残っていること(やりがいを感じた事例)
2025年度、本学は既存の学部・学科を再編する大改革を実行しました。私はそれまでの約2年間、教員と共に、新学部の設計を担う部署(教務課)に所属し、どのようなカリキュラムを構築すれば学生にとって充実した学びのある大学になるのか、また、どのような教育を提供すれば社会で活躍できる力を備えた学生を育成できるのか、そうした問いに向き合いながら、密に連携し、議論を重ねてきました。明確な正解がない中で模索を続ける日々でしたが、一から学部を作るという貴重なプロジェクトに携われたことは、自分にとって大きな経験となりました。今後は、この大改革が成功だったと証明することが求められます。当時からは部署も役割も変わりましたが、現在の立場から新体制を支えるべく、全力を尽くしていきたいと考えています。