入試広報課
2021年度中途入職
千葉商科大学へ入職した理由
私の社会人人生は「自身の進路選択は正しかったのだろうか」という疑問から始まりました。自らの経験から、大学偏差値や知名度ではなく、本当にやりたいことができる進学先を高校生に見つけて欲しいと思い、大学等を専門とする広告代理店へと新卒で入社しました。その後多くの大学に営業(企画・提案)をしていく中で、自分自身も当事者(大学職員)となって大学等の持続的な発展に貢献したいと感じたのが転職のきっかけでした。大学職員になるのであれば、自分の提案を形にしやすく、絶えず新たなチャレンジができる環境に身を置きたいと考えました。本学は、業界内では入試改革などで話題になっている大学として以前から認識していたため、「この大学なら自分の理想の働き方が実現できそう」と思い、入職を決めました。
現在の業務内容について
私が所属する入試広報課のミッションは、本学の魅力を発信し、志望する高校生との最適な接点を築くことです。志願者数の増加は重要な目標ではありますが、それだけではなく、本学の教育理念に共感してくれる高校生との出会いを大切にしています。入学後に充実した学生生活を学生に送ってもらうためにも、自分のやりたいことが本学でできるのか、本学の教育で成長が期待できるのかということを前提にして、本学にマッチする学生に入学していただくことが重要です。未来の新入生に本学を知ってもらう、選んでもらうためにはどこで誰に何を伝えるべきかを考え、募集広報業務に取り組んでいます。進学先の検討に必要な情報を届ける方法はたくさんあります。高校で実施される進路ガイダンスへの参加や、高校教員への訪問を通じて、千葉商科大学や各学部の学問分野を紹介する営業活動。また、Webサイトや入学案内等各種媒体を介した広報活動等です。これらの手法をデータに基づいて組み合わせ、より効率的かつ有効的な募集広報の在り方を検討し、実行しています。
これまでの仕事で印象に残っていること(やりがいを感じた事例)
大学進学は人生において大きな選択肢のひとつとなります。人生の岐路で悩んでいる高校生たちと向き合い、共により良い未来について考えたり、さまざまな経験で着実に逞しくなっていく学生を側で見守ったりできるのが、この仕事の楽しさでありやりがいであると感じています。進路ガイダンスで出会い、私の説明を聞き本学への進学を決めてくれた学生と入学式で再会できたことや、不安も大きかったけど、本学へ進学してよかったと言ってくれたことは非常に嬉しく、この仕事をしていてよかったと思えた瞬間でした。 また、入局わずか2年で新たな入試制度の設計に携わることもできました。入試設計は本学が求める学生像だけではなく、高校現場の現状や入試運営における公平性などあらゆる面を踏まえて検討しなければなりません。入試が出来上がるまでの道のりは険しいものでしたが、実際に出願があった日の安心と喜びは今でも覚えています。