職員・仕事紹介(研究支援課)

職員

入試広報課
2021年度中途入職

千葉商科大学へ入職した理由

私のキャリアはアパレル企業から始まり、民間から転じて国立大学法人、中央省庁などさまざまな経験をして今に至りますが、振り返って思うのはやはり私は「大学」の世界が好きということです。学生、教員、事務職員、さらには企業や地域の人などさまざまな人が集まる、こんなに面白いところは他にないと思っています。一度は国の機関へ出て業界全体を見る仕事に就きましたが、現場のプレイヤーとして動くことの楽しさを捨てきれず転職を決意しました。本学に注目したのは、新しい事に積極的に取り組む姿勢に、働く場としての魅力を感じたことです。本学にはボトムアップで意見を上げていける風土があり、既存の枠組みや従来のやり方に縛られず常に新しい風が吹いている組織だと思います。

現在の業務内容について

大学における「研究」と聞いて想像されるのは、白衣を着た博士が実験している姿でしょうか? 大学の研究について、やや遠い存在に感じられる方も少なくないと思います。教員の研究領域はとても幅広く、身近なことで言えば、私たちがコンビニで商品パッケージを見ながら、どのような商品を選んでいるのかといった行為を研究されている教員もいます。研究領域は幅広く、それらの研究活動を支援する研究支援課はとても幅広い業務を担っています。例えば、本学では教員の研究活動を金銭的に支援する制度を複数設けており、研究費の申請・管理等を担っています。また、国等の外部機関が募集する事業に教員が応募する際の申請支援も行っています。その他、研究所を束ねる「総合研究センター(研究所)」にて学内における様々なプロジェクト活動の推進や、機関誌を発行して研究活動を広報したりと、教員をさまざまな側面からサポートしています。

これまでの仕事で印象に残っていること(やりがいを感じた事例)

職員

総合研究センター(研究所)が2023年度に新設されてから現在の体制となるまでの2年間、毎日が印象に残っています。私が研究支援課に異動となった2023年度は、「経済研究所」・「会計教育研究所」の2研究所体制から、新たに「遠藤隆吉研究所」と「サステナビリティ研究所」を設置し、4研究所体制となった年でした。初年度には全研究所合同の『キックオフシンポジウム』を開催し、学内外にそれらのセンターの存在と活動内容を発信しました。更に次年度には「経済研究所」の下に設置されていた「中小企業研究支援機構」を改組し、新たに「中小企業経営研究所」として設置しました。これまで長く続けてきた体制とやり方を変える、次々に改革が推進された2年間でした。開設から2年が経ち課題も色々と出てきました。反省と勉強の毎日ですが、本学の研究活動をより活発にしていくため、今後も研究推進に取り組んでいきます。