7月1日~5日、エシカル消費啓発を目的としたイベント「CUC ETHICAL DAYS 2024」を開催しました。開催期間中は近隣の方にも多く参加いただきました。
CUCエシカル学生クラブが中心となり、サービス創造学部のコミュニティカフェ・プロジェクト、リラックスサービス・プロジェクト、人間社会学部の小口ゼミナール、CUC100ワイン・プロジェクトが各種イベントを企画しました。
CUCエシカル学生クラブ
本学がフェアトレード大学に認定されていることから、フェアトレード商品の販売や紹介、各イベントを回るスタンプラリー、フェアトレードやエシカル、環境問題について学べる映画上映会を実施。また、食べ終わった菓子袋を使って繰り返し使える「ポーチ作り」のワークショップも開催しました。
コミュニティカフェ・プロジェクト
屋外スペースで実施された「Cafe Nordic」では、フェアトレードコーヒーや地域の店舗と開発した地産地消のメニューなどを販売。また、近隣の児童を対象にしたカフェ職業体験「フェアトレードチョコバナナ作り」を開催。2日間で30人が参加しました。選んだトッピングの種類や価値を考慮して、自分で販売価格を決めてもらい、「正当な価格」について考えてもらいました。
リラックスサービス・プロジェクト
規格外の花が廃棄されてしまう「フラワーロス」問題の認知向上のため、"瞑想×花"のリラクゼーションスペースを企画。フェアトレードのドリンクなどを提供し、癒しの空間を演出しました。
人間社会学部の小口ゼミナール
日本に輸入されるフェアトレード・バランゴンバナナのうち規格外と分別されたものを使用して作ったスムージーを販売。「フードロス」の現状や、使用したバランゴンバナナがフィリピンで化学合成農薬や化学肥料に頼らず、自然環境に負担をかけずに栽培されたものであることなどを購入者に説明しました。
CUC100ワイン・プロジェクト
ソーラーシェアリングを導入したブドウ畑で、ソーラー発電による「電気の活用方法」や、学食の食品残渣から作った肥料で作物を育てる「食のサイクル」などを見学者に解説しました。
実際に体験を通してエシカル消費について学んでもらえる機会になったと思います。お菓子の空き袋で作るポーチのワークショップに参加した一般の方からは、「身近なものから簡単にリメイクできて楽しかった。」などと感想がありました。また、さまざまな学生団体と協力してスタンプラリーを実施し、学内のサステナブルな取り組みを紹介できたと思います。今後も、多くの人にSDGsやエシカル消費について学んでいただけるよう工夫して実施していきたいです。
サービス創造学部3年 櫻井理智さん(君津高校出身)