CUC教室映画講座 第1回『それはかつてあったから』上映会~デジタル社会における新しい弔いのかたち~
近未来の葬儀のあり方を一緒に考えてみませんか?
本学では、今年度から「CUC教室映画講座」を開講します。第1回の講座では、『それはかつてあったから』を上映します。
人生100年時代と言われる中、「終活」を通じて死を前向きに捉えようという人が増えているように思います。人は、死を意識するから生の充実を意識できるのではないでしょうか。この映画では、近未来における弔いの一形態としてバーチャル葬儀の状況を描いています。弔いとテクノロジーが融合したとき、私たちは何を思い、何を考えるのか。
上映後は、映画監督や関係者によるトークセッションがありますので、是非、トークを通じて映画の深掘りをしていただき、自分にとって葬儀とはどのようなものなのかを考えるきっかけにしていただけたらと思います。
開催日時 | 2025年10月25日(土) 15:00~17:20 |
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開催場所 | 千葉商科大学 ※お越しの際は公共交通機関をご利用ください。 |
募集人数 | 200名程度 |
対象者 | どなたでもご参加いただけます。
※新しい弔いのかたちについて考えてみたい方、映画好きな方、葬儀産業に関わる方など。 |
参加費 | 無料 |
申込締切 | 2025年10月24日(金)23:59 |
申込方法 |
参加ご希望の方は、申込みフォームよりお申込みください。 ※本イベントの申込みは、外部サービス(Kairos3)を利用しています。 |
作品Story
プログラム
15:00~ 開催挨拶、趣旨説明
15:05~ 作品上映
15:45~ 休憩
15:55~ 作品解説(瓜生大輔 氏、有馬俊 氏)
16:20~ トークセッション(瓜生大輔 氏、有馬俊 氏、奈雲祐稀 氏、朽木量)
17:00~ 質疑応答
17:20 終了予定
登壇者プロフィール
瓜生大輔 氏(本作プロデューサー)
研究者、デザイナー。専門はHCI(ヒューマン・コンピューター・インタラクション)デザイン、弔い、死者祭祀・供養、故人を偲ぶためのデザイン。デジタル時代における葬送・供養のデザイン研究の世界的第一人者。
有馬俊 氏(本作脚本・監督)
研究者、映像作家。専門は映像制作、デザインフィクション、学習デザイン、リフレクションデザイン。大学在学中から映像制作活動を開始し、企業や大学の研究コンセプトビデオなどの監督を多数務める。
奈雲祐稀 氏(本学卒業生、霊園販売業経営者)
流山市のお寺で育ち、大学時代には石材店でのインターンを通じてお墓販売に携わる。卒業後は霊園開発のベンチャー企業で、霊園の立ち上げや販売・マーケティングに従事。現在は独立し、樹木葬霊園の開発に取り組んでいる。
朽木量(総合政策学部教授)
日本の近世~近現代の墓標研究を基軸に、歴史考古学・民俗学等を研究。近年ではテレビ大阪『お墓から見たニッポン』にレギュラー出演中。