学生コメント(第9期生)

2024年度留学実績

期間:2024年3月~2025年1月

上海立信会計金融学院では、中国語でのビジネス会話の語学科目に加え、金融学や統計学といった専門科目も履修しました。語学だけではなく、専門分野も中国語で学ぶことができたことは、非常に貴重な経験だったと感じています。

授業は、主に教科書や配布資料を用いての講義形式で進められました。ペアワークや発表は行われませんでしたが、授業中に先生の説明を聞き取り、内容を理解することが求められました。専門科目では、専門用語や内容の難しさに戸惑うことも多く、予習や復習を行いながら理解を深めるよう努めました。また、放課後にノートを見返したり、分からなかった表現を調べたりするなど、授業についていくための自主学習も欠かせませんでした。

中国語の学習面では、他国の留学生の中国語レベルの高さに大きな刺激を受けました。流暢に中国語を使いこなし、専門科目の内容まで理解している姿を見て、自分との実力差を強く実感しました。間違っても理解しようとする姿勢や実際に使うことが重視されており、その環境が私の学習意欲をさらに高めてくれました。帰国後も中国の友人に定期的に連絡を取り、主にメッセージや通話を通して中国語を教えてもらいながら、一生懸命取り組んでいます。分からない表現や発音についてはその都度質問し、日常会話でよく使われる言い回しを中心に学習しています。対面ではないため、表情や細かなニュアンスが伝わりにくいと感じることもありますが、その分、自分の考えを言葉で伝えようと意識するようになりました。

言語の習得は難しいと感じることも多くありますが、実際の会話の中で間違いを指摘してもらったり、より自然な表現を教えてもらったりすることで、理解が深まりやすいと感じています。教科書で学ぶだけでなく、相手の言葉を聞き取り、自分で使ってみることができる点は、会話を通じた学習ならではの楽しさや刺激だと感じています。これからも実践的に学びを深め、自分の可能性を広げていきたいと思っています。

鈴木花和(商経学部商学科4年)