最新情報 2021年度

重要

新型コロナウイルス感染拡大は、昨年秋は沈静化に向かう傾向がみられましたので、10月は活動制限レベル3でしたが、11月にはレベル2に下げました。それ以降、面接授業中心の授業を実施してきました。しかし、2022年の年明け頃から、次第に感染が拡大し、ここ数日は急速な拡大をしています。これは、オミクロン株に代わったことが大きく影響しているようです。そこで、この時点での対応を改めてお知らせします。

本学の授業は、国際教養学部以外の4学部は19日までが通常の授業で、そのあと、20日~26日は授業内での試験が多くなる期間です。この時点で授業方法を変えることは、学生諸君に大きな混乱を招くことになりますので、授業に関しては、現在の活動制限レベル2を継続します。国際教養学部も同じ対応となります。

ただし、感染防止対策には万全を期してのことです。学生諸君も、今まで以上に感染防止行動を取ってください。「3つの密」を避け、「人と人との距離の確保」、「マスク着用の徹底」、「手洗いなどの手指衛生」などの基本的な感染対策を心がけてください。

1.2021年度秋学期の授業について

本学は、実学重視の教育理念から面接授業を基本に、可能な限り、学生にはキャンパスに来て大学生活を送って欲しいと考えています。この方針のもと、春学期は8割近くの授業において面接授業を実施し、無事終えることができました。この間、授業における感染やクラスターの発生は、ひとつもありませんでした。

しかし、東京オリンピックの開催された今夏はコロナ感染が急激に拡大したため、活動制限レベルを4に引き上げました。そして、10月1日の緊急事態宣言の全面解除に基づき、活動制限レベルを3に引き下げましたが、感染者数も減少してきていることから、11月以降の授業は活動制限レベルを2に引き下げ、面接授業中心で行ってきました。

2. 感染防止対策

    授業実施については、従来通り、以下のようなキャンパス内での感染防止策を講じます。
  1. 入構時チェック
    • 入構者全員に対するサーマルカメラによる検温(37.5℃以上の方は入構不可)
    • マスク着用の確認、学生証等の提示による本学関係者であることの確認
  2. 清掃・消毒 各所消毒液の設置
    • 共用部(トイレ、ドアノブ、手すり等)の定期的な清掃及び消毒
    • 教室等の各施設および共用PC等における長期耐用の抗菌処置と定期的な清掃
  3. 換気
    • 教室や食堂等の空調システムや窓開放等による換気
  4. 飛沫防止
    • 学内でのマスク着用の徹底
    • 面接授業の座席数調整
    • 受付窓口にビニールシートやクリアボードの設置
    • 食事の際の黙食の徹底

3. 最後に

本学でも学生諸君を対象に10月6日から、新型コロナウイルス感染症の1回目の職域接種を行いました。11月半ばには2回目のワクチン接種が終了しました。しかし、これで安心をしないでください。政府は、さらに3回目の接種も行うことを決めました。

新型コロナウイルスのワクチン接種に関しては、ネットに流れている情報には誤情報もあります。正しい情報を集め、合理的な判断をしてください。例えば、厚生労働省は既に9月7日に、新型コロナワクチン(mRNAワクチン)について、注意が必要な誤情報を同省のWebサイト(https://www.mhlw.go.jp)で公表しています。これらの情報も確認してください。

我々は大学の使命として、学生諸君が本学で多くのことを学び成長する機会を提供していきます。学生諸君の健康と安全を確保し、本学の教育活動の質を保つべく教職員一同最善の努力を続けておりますので、皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

千葉商科大学
学長 原科幸彦