最新情報 2022年度

ニュース

CUCエシカル学生クラブは、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムが推進する「フェアトレード大学」認定を目標に、エシカル消費を広める活動を中心に行っています。

毎年5月の第2土曜日は「世界フェアトレード・デー」。世界各地でフェアトレード関連のイベントやキャンペーンが開催されます。CUCエシカル学生クラブの学生も、学外イベントへの参加、学内でのイベント企画・開催などを行いました。

認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンは、日本全国でフェアトレードに関する「商品購入」「SNS投稿」「イベント参加」で合計150万アクションをめざす「ミリオンアクションキャンペーン」を主催しました。学生は日々、「#FairtradeAction2022」のハッシュタグをつけ、身近なお店で見つけたフェアトレード商品などの情報をSNSに投稿しました。また、同NPO法人主催の「全国ユース交流会」にも参加し、活動内容の発表、他の学生団体と活動での「悩み」や「どう広めるか」について意見交換をしました。

学内では、昨年に続き「フェアトレード映画観賞会」を実施し、アンケート調査を行いました。初の学外出展となるNPO任意団体フェアトレードちば主催「フェアトレードフェスタちば2022」では、防災食と食品ロスの観点で学生が開発したレトルトカレーやフェアトレード商品を販売しました。

CUCエシカル学生クラブ
CUCエシカル学生クラブ

学生コメント

全国ユース交流会で、私のグループは「活動においての悩み」を話し合いました。私は新旧メンバーの融合が課題であることを相談しましたが、「メンバーで『貿易ゲーム』をプレイするのはどうか? フェアトレードへの理解・共感を広げられ、会話も弾む」「プライベートの話も気軽にできるお茶会を開催しては?」など多くの助言が得られ、ぜひ取り入れたいと思いました。また、私は広報担当としてSNS投稿の中心を担いましたが、メンバー全員が必ず1回は投稿することにしました。最初は「どこにフェアトレード商品が売っているのか分からない」と戸惑っていた新メンバーも、アンテナを張ってフェアトレード商品を探すことができ良かったと思います。

サービス創造学部3年 鈴木もえさん(印旛明誠高校出身)

昨年の映画上映会は、「ザ・トゥルー・コスト」のみを上映しました。しかし、衝撃的な映像も多く、フェアトレードの導入としては少しハードルが高い映画だと感じていました。今回は2本立てにし、1本目に「もっと! フェアトレード」を上映することにし、あまり知識がなかった学生にとって理解しやすくなり、学生の感想からも課題点を改善できたと感じました。「フェアトレードフェスタちば2022」ははじめての学外出展でしたが、多くの方が足を止め商品の説明を聞き、購入してくださいました。フェアトレードという言葉は聞いたことがあるけど、詳しくは知らないという方が多かった印象を受けました。今後も学内外での私たちの活動を通して、一人でも多くの人に問題意識をもって行動に移してもらえたらと思います。

サービス創造学部4年 加藤綾恵さん(千葉敬愛高校出身)

活動状況

(2022年度5月)

5月11日 フェアトレード・ラベル・ジャパン主催「フェアトレードミリオンアクションキャンペーン全国ユース交流会」で発表
5月12日、13日 「フェアトレード映画観賞会」開催
5月14日 「救缶鳥プロジェクト」株式会社パンアキモト訪問
5月15日 「フェアトレードフェスタちば2022」出展
5月21日 認定NPO法人環境リレーションズ研究所主催「プレゼントツリー in 笛吹芦川」植樹ボランティアに参加
5月28日、29日 徳島県上勝町ゼロ・ウェイストの取り組みを視察