9月15日、CUC100ワイン・プロジェクトが"CUCオリジナルワイン第2弾"醸造のためぶどうの収穫を行いました。
CUC100ワイン・プロジェクトでは、2028年の創立100周年に向けて市川市国府台産の"CUCオリジナルワイン"の醸造をめざし、2019年1月から活動をしています。
朝6時30分、学生13名がキャンパス内の圃場に集合し収穫作業を開始しました。今年は天候にも恵まれ、ぶどうの粒も大きく育ち、昨年よりも7kg多い約53㎏(計179房)を収穫。ぶどうの糖度は14.8%でした。
7時30分過ぎから、収穫したぶどうをバスで山梨県の白百合醸造株式会社へ運び、10時50分頃から収穫したぶどうに白百合醸造が準備した247㎏を加えた計300㎏を仕込む作業を行いました。作業後は、ぶどうの品種、ワインの作り方やアルコール度数がぶどうの糖度で決まることなどについて学びました。
午後は、本学卒業生で甲州市商工会事務局長の大久保親雄さんの案内で、同県にある木質バイオマスチップの製造を行うやまなしウッドチップ協同組合とバイオマス発電を行っている古屋製材株式会社を訪問しました。
CUC100ワイン・プロジェクトは、ソーラーシェアリングを導入し、圃場内の外灯やログハウス、害獣対策の電気柵などの電力をまかない、農業の未来とエネルギー資源について考えることも目的にしています。今回、環境に配慮したバイオマス発電の可能性や実用性についても学ぶことができました。
今回醸造した"CUCオリジナルワイン第2弾"の完成は、2024年2月上旬を予定しています。
- 先輩方が丹精込めて作ってきたぶどうが収穫できたことはとても素晴らしいことだと思った。
- 夏休みも畑に通って剪定や水やりをしていたので、やっと収穫できることに喜びを感じた。
- 害虫の駆除なども行い大切に育ててきたぶどうがワインになると思うとわくわくする。
- 昨年よりも甘味が感じられ、どんなワインになるのかより楽しみに感じた。
- 今後の活動へのモチベーションや当事者意識をもつためにも価値のある経験だった。