最新情報 2019年度

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鎌ケ谷市立小学校で実施されたプログラミング講座で、政策情報学部長尾ゼミ3年の沼沢智勝さん、2年の髙久桃花さん、内堀真和さん、平野真祐さん、藤代悠希さん、相馬圭佑さんが学生サポーターとして授業運営をサポートしました。

このプログラミング講座は、鎌ケ谷市教育委員会が主催し、特定非営利活動法人かまがや地域情報の窓が協賛する「プログラム学習体験講座」で、学生がサポーター役の依頼を受け、9月以降、鎌ケ谷市立道野辺小学校、鎌ケ谷市立東部小学校、鎌ケ谷市立西部小学校等の鎌ケ谷市立小学校で実施しています。

実施にあたり、8月22日(木)と8月23日(金)には学生への事前研修会が行われ、テキストの内容に則って学生たちがプログラム内容を考えたり、実際に行う授業のデモンストレーションを行いました。

授業当日は、小学校の先生がプログラミングについての全体授業を行った後、かまがや地域情報の窓の講師が技術的な内容をオリジナル教材で解説。小学生が行うワークを学生と市民サポーターがサポートしました。いきなりPC上で行うのではなく、まずは電子回路を使ってプログラムの仕組みを学びます。「赤・青・黄のライトを点ける」というシンプルなものですが、自分の手でプログラムを動かし、その結果を「光る」という形で実際に体験しました。その後、電子回路で行ったことを、初心者向けにアレンジされたプログラミングソフトを使用して再現。学生たちは、小学生にもわかりやすい言葉を使いながら、PCの操作やプログラムの仕組みを教えました。

プログラミング講座
プログラミング講座

学生コメント

私自身、小さい頃からコンピュータが身近にあり、その仕組みに興味をもっていました。子どもたちは最初プログラミングについて難しいという印象をもっていたようでしたが、一緒にワークをやっていくうちに「意外と簡単なんだ」と感じてくれたようです。教えていくうちに少しヒントをあげただけで「わかった!」と答えてくれました。わかった瞬間の子供たちの明るい笑顔に感動し、「楽しかった」という言葉に達成感を感じました。将来は、ゼミでも学んでいるゲーム制作に携われるような仕事に就きたいと考えています。

政策情報学部2年 髙久桃花さん(県立松戸高校出身)

昔からゲームが好きで、高校も情報科に進み、Javaなどのプログラミングを学んでいました。最初は英語や数字の羅列にしか見えず、1文字違うだけで動かなかったりするので、嫌気がさしたこともありました。ただ、思い通りに動いたときの爽快感で、段々おもしろいと感じるようになりました。講座では、「カーソル」などの伝わりにくい言葉を使わないように気を付けました。子どもたちがわいわい楽しんでおり、プログラミングの魅力が伝わったようでよかったです。将来はシステムエンジニアやプログラマーなどIT系の職業に就きたいと考えています。

政策情報学部2年 内堀真和さん(喜多方桐桜高校出身)

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