学生食堂「The University DINING」では、「DINING SERVICE DESIGN LAB」とサービス創造学部の「THE UD・プロジェクト」(担当教員:西尾淳教授)を受講している学生が協同で開発した、食品ロス対策や災害時の防災食として活用できる、レトルトカレー「トリさんのカレー カツオだしの香るキーマカレー」の販売、提供を11月3日から開始します。
本学では、教育研究及び事業活動において、国連が提唱する国際的な枠組みであるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する行動を推進しています。同食堂では食品ロスにならずに、ランチタイム以外でも食べられるメニューの開発・提供が必要でした。SDGsに向き合う学食としてメニュー開発する上で、ロスにならず、地産地消に寄与し、有事の際の防災食の役割も兼ねるという条件を満たすのがレトルトカレーでした。
このカレーをきっかけに、学生や地域住民に、SDGsに対する意識を持ってもらい、身近なことから自分ごととして考えてもらいたいという、SDGsの啓発効果も想定しています。
概要
品名 | トリさんのカレー カツオだしの香るキーマカレー |
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内容量 | 200g |
販売形式 | レトルトカレー(箱)、カレーライスとしてイートインでも提供 |
価格 | 各400円(税込) |
特長
- 「DINING SERVICE DESIGN LAB」のメンバーでもあり、フードディレクターの浅本充氏(株式会社ユニテ代表)のディレクションの下、学生とともに企画立案から何度も試作、試食を重ね、学生の意見を反映させたカレーを完成させました。(初回1,400食を生産)
- 日本人が慣れ親しんだ出汁の味で、それに合うようスパイスを配合。材料はすべて国産で、生産者の顔や生産環境の見えるものを選択しました。地元に還元するよう、鶏肉(総州古白鶏)と落花生ペーストは千葉県産を使用しています。
- パッケージは、目を引くようなデザインで後にキャラクター化することも視野に入れて学生の案を基に制作しました。袋の素材は食品ロス対策と防災食としての活用をふまえ、より賞味期限を長く保てるものにしました。
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