最新情報 2019年度

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本学の自然エネルギー100%大学の取り組みが、環境省「第22回令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(環境教育活動部門)」を受賞しました。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、環境省が1998年度から地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、その功績をたたえるとして表彰が行われています。表彰の対象は「技術開発・製品化部門」「対策技術先進導入部門」「対策活動実践・普及部門」「環境教育活動部門」「国際貢献部門」の5部門に分かれています。

本学が受賞した環境教育活動部門は59件の応募のうち10件が受賞。地球温暖化について教育資料の開発、情報の提供、学校や市民、企業内における教育活動や普及・啓発等継続的な取組(活動実績が概ね5年以上の継続性を有すること。または、過去の実績は短期間でも将来、持続的な発展が期待される活動であること。)に関する功績が認められたものとなります。

本学は、2017年11月にメガソーラー野田発電所を中心とした本学所有の太陽光発電設備での発電量(FIT売電と自家消費)と、本学の消費エネルギーの総量を同量にする環境目標を宣言し、2019年1月には発電量が消費電力量を上回り、電力生産での自然エネルギー率100%を達成しました。また、本学の主要キャンパスで使用する電力も、2019年8月からすべて再生可能エネルギーへ切り替えました。2020年度には、ガスを含めたすべての消費エネルギーに相当する発電を行うことを目標に掲げ、また、SDGsの目標達成にも貢献するため、全学で取り組んでいます。

※これまでの環境への取り組みは、2003年度に千葉県初で学生主導によるISO14001の取得、2010年度には市川キャンパス内に太陽光発電設備を設置し、CO2排出量10%削減(1990年比)の目標を達成しています。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰
地球温暖化防止活動環境大臣表彰