最新情報 2019年度

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橋本隆子副学長が、日本人として初めて"the 2019 MGA Larry K. Wilson Transnational Award”を受賞しました。この賞は、IEEE(アイ・トリプル・イー/Institute of Electrical and Electronics Engineers)が、顕著な学会活動を行った会員を表彰するものです。

IEEEは人類社会の有益な技術革新に貢献する世界最大の専門家組織で世界160カ国以上40万人を超える会員が在籍しています。
MGA Awardsとしてリーダーシップ賞や業績賞などの部門がある中、橋本副学長は、IEEE元副会長、故ラリー・K・ウィルソン博士を記念して創設された最高位となる賞「MGA Larry K. Wilson Transnational Award」を受賞しました。

橋本副学長は、女性技術者・研究者のロールモデルとして、さまざまな国際活動をリードするとともに、世界の女性技術者・研究者のキャリア形成も支援しました。具体的には、女性技術者・研究者を対象とした国際的な学会組織(IEEE Women in Engineering)の日本人初の会長として、学会の企画・運営やグローバルな体制作り、若い世代のキャリア形成につながる講演活動の実施など、アジアを始めとする世界各国にインターナショナルなネットワークを構築しました。これらの活動が評価され、受賞に至りました。

受賞コメント

橋本隆子副学長

日本人として初めて、この非常に権威のある賞を受賞できたことを、大変嬉しく思います。
世界最大規模の学会であるIEEEにおけるグローバルな活動はかなりタフな仕事で、時には辛いこともありましたが、自分のためだけでなく、一緒に前に進もうとしてくれる世界中の女性技術者・研究者のためにも頑張ろうと思い、なんとか続けることができました。
おかげで、国際的な経験を積むことができ、世界の各地にネットワークを作ることもできました。このような活動の機会を与えてくださった皆様に感謝するとともに、私自身も学生や若い世代にチャンスを与えられる存在になりたいと考えています。